こんにちは、tetunecoです。
仕事でプレゼン資料、報告書を書く、学校で論文を書く、趣味でブログを書く。
書くことは、身近なことでありながら、いざ書こうとすると上手くいかない。苦手だという人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、書くことの必要性はついて回ります。ただ単純に書きたんだという人もいるでしょう。
あなたの書きたい文章に合った文章術を学んでみませんか。
というわけで、書きたいけど書けないそんな私が読んだ文章術の本を集めてみましたー。
- あらゆる文章に役立つ文章術
- 書くための文法的テクニックを学ぶ
- レポートから卒論まで論文の書き方
- 小説・エッセイなどを書くのに役立つ文章術
- ブロガーさんにおすすめの文章術
- とにかく稼ぎたい人の文章術
- まとめ
あらゆる文章に役立つ文章術
読み継がれている文章術
1
考える技術・書く技術 板坂元
この本は1973年に発行され、第67刷が発行されている本であり、30年以上も、読み続けられている本です。文章術を手に入れるにあたり、まずは押さえておきたい古典的一冊といえるでしょう。帯にも「発想から構成、説得術まで 時代を超える必読の知的実用書」とあります。
この本では、全編にわたり、書くこと、考えることに対する著者の考えがちりばめられており、それは読むものを叱咤激励するものばかりです。
あなたの書く・考えるに、大きな刺激となるでしょう。おすすめです。
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書きたい人、書かねばならぬ人 読んで書き学ぶしかない - 本を読んで社会をのぞき見
書くための文法的テクニックを学ぶ
2
「日本語練習帳」大野晋
まず、日本語として正しい文章を身につければ、それだけで、相手に伝わりやすく、読みやすい文章になります。 文章の基礎の基礎を見直してみるのも大切なことです。
この本は、学生・社会人のために日本語学者である著者の60年の研究成果から語る、真の「日本語練習帳」です。著者が繰り出す問45題に答えつつ、日本語の基礎の基礎から、文章の組み立て、文章の展開を学べます。
とはいえ、堅苦しい本ではありませんので、気軽に読んでいただきたい本です。
詳しくはこちらを↓
『日本語練習帳』日本語が変な大人はとにかく読もう!恥ずかしくなく日本語を学ぶ本 - 本を読んで社会をのぞき見
3
文章は接続詞で決まる 石黒圭
この本が日本語学者である石黒圭さんが接続詞に特化して文章術を解説する本です。
この本は、文章と文章をつなぐ、接続詞の使い方にこだわり、接続詞を効果的に使うための本であり、文法、用語などの詳細はさておき、とにかく読みやすい文章を構成したいという方には、大変参考になると思います。
文章と文章を接続詞でつなぐのではなく、接続詞と接続詞の間を文章が埋めるという著者の考えには、ホント目からうろこでした。おすすめです。
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接続詞を制するものは、文章を制する ってね - 本を読んで社会をのぞき見
レポートから卒論まで論文の書き方
4
論文の教室 戸田山和久
レポートから卒論までとの副題があるとおり、学生向けの本です。この手の本は、本当に必要に迫られて買う本なのでしょうが、仕事の資料作りなんかにも十分役立ってくれそうです。
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論文の教室 迷える子羊は藁にもすがる思いでこの書を手にする - 本を読んで社会をのぞき見
小説・エッセイなどを書くのに役立つ文章術
5
文章のみがき方 辰濃和男
著者は、元朝日新聞記者であり、1975年から1988年まで「天声人語」を担当されていた。この本は、書物のお手本的存在の「天声人語」をおられたからから、文章術を学べるのてある。本一冊分の代金などお安いものです。
この本は、 今の自分を表現するための文章を、よりよく書くための本です。みがいてみがいて研ぎ澄まされた文章を書きたい人に読んでほしいと思います。
詳しくはこちらを↓
文章のみがき方 文章を磨くことは、自分を磨き研ぎ澄ますことだ・と思ってがんばる - 本を読んで社会をのぞき見
6
必ず書ける「3つが基本」の文章術 近藤勝重
この本は、タイトルに「3つが基本」を掲げておられるとおり、本そのものも例を「3つ」ずつあげるなど、すっきり読みやすく書かれています。
内容は、文学作品や歌詞を題材にするなど、小説やエッセイを書きたい人向けの本となっています。
書くことのみならず、書く内容の掘り起こしにも役立つ本だと思います。おすすめです。
詳しくはこちらを↓
必ず書ける 文章術を手に入れろ 私も欲しいよ - 本を読んで社会をのぞき見
7
魂の文章術ー書くことから始めよう ナタリーゴールドバーグ
書くことと生きることを重なり合わせる。そんな、暑苦しいまでの文章術がここにあります。この本自体が、まるで小説のようです。
著者は、著者は本当にストイックな画家のような方です。まさに、書くことに魂込めちゃてますので、魂を込めてまで書くべき文章がある方には、おすすめの本です。恐れ入りました。
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魂の文章術 書くことから始める 書いて生きる私 - 本を読んで社会をのぞき見
ブロガーさんにおすすめの文章術
人を惹きつけ、人を動かす文章を書く
8
人を操る禁断の文章術 メンタリストDaiGo
言葉で人を操るダイゴさんが、言葉を文章にして人を操る手法を解説してくれます。
アフィリエーターさんは参考になると思います!
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人を操る禁断の文章術 ブロガーにおすすめの本! 操られる前に操る文章を書く! - 本を読んで社会をのぞき見
9
プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術 中島康成(立東舎)
なななんと、著者は、「心を動かす魔法の手紙」を書いてくれる代筆屋さんなんだそうで、依頼すると、心を動かす文章を書いたくださるそうです。
この本では、文章を書くことが好きな人のための、著者の代筆屋としての経験を生かした、思いを伝え、狙った相手を思い通りに動かせる文章の書き方を教えてくれます。
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文章を書くことが好きなら 好きこそ物の上手なれ - 本を読んで社会をのぞき見
とにかく稼ぎたい人の文章術
お金に変えることを前提に書く
10
すぐに稼げる文章術 日垣隆
正直なところ、「稼げる」につられて購入した本です。想像どおり、稼ぐためにはそれ相応の文章を書くことが求められるわけで、著者の要求も高いものとなります。
文章術本の中では攻撃的な本ではないかと思います。
書くことで稼ぎたい!生きたい人には、書くことに対する情熱といいますか、厳しさをひしひしと感じ、いい刺激をもらえる本だと思います。
詳しくはこちらを↓
すぐに稼げる文章術が欲しいあなたに 喝を入れてくれる本 - 本を読んで社会をのぞき見
11
「書いて生きていくプロ文章術」上阪徹
著者は、インタビュー集「プロ論。」などを手がける方で、人に会うことから、聞き、伝えることまで、生きた文章論を展開されます。
書くことの前提となるコミュニケーションについてもプロたるはなんたるやをしっかり学べる本だと思います。
事実をつたえ表現していきたい。そういう文章を目指されている方におすすめの本です。
詳しくはこちらを↓
書いて生きていくプロになりたいアマちゃんなら読んで損なし - 本を読んで社会をのぞき見
まとめ
「こんだけ読んでて、この文章か!」という声が聞こえてきそうですが・・
書きたい文章、書かねばならぬ文章が、年々変化し、それに合わせて本を買っているといつのまにか11冊になっていました。
確かに、こういう読書術本を読んだところで、すぐには上達しないのは当たり前で、やっぱりたくさん書かなくてはいけないことは、これらの本からもわかります。
とはいえ、なんでもそうでしょうが、闇雲に書いたところで文章は上達しません。
読書術本から様々なテクニックを頂戴し、次書くことへと繋ぎ、いい文章への近道を進んでいければと思います。
あなたの目的にあった文章術を身につける参考になったら嬉しいです。
* おすすめ本のリストあります