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本を読んで社会をのぞき見

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接続詞を制するものは、文章を制する ってね

文章は接続詞で決まる 石黒圭



電卓をぱちぱちやるような、そんな事務仕事を主な仕事としていた私が、何の因果か、仕事で文章を書くことになった。


文章を書き始めたころの私は、正直なところ、何の気なしに接続詞を使っていた。


しかし、私の上司は、ある一定の法則に従って接続詞を使い、私の文章を直していた。


私の上司は、ほとんどワンパターンの接続詞の流れで、文章を成り立たせていたのである。


それに対して私は、ワンパターンな文章で、なんだかつまんない!と内心思いつつも、粛々と支持に従って、文章を直し続けていた。


そうしているうちに、そのワンパターンが私にも染み付いて、すらすらとそのパターンに従って、文章が書けるようになった。
書いた文章を読み返しても、ワンパターンであるがゆえに、その先行きが想定される音楽のように一体のリズムで読める。

読み手にとっては、決まったパターンで文章が流れると、理解しやすいということがようやくわかった。


著者いわく、

私たちは文章を書くとき、書くべき内容が先にあって、そのあいだを接続詞で埋めていくものだという漠然とした先入観を抱きがちです。
しかし、逆の考え方はできないでしょうか。
接続詞が先にあって、接続詞のあいだを文章で埋めていくという発想です。そうした発想のできる人が書く文章は、文章の骨組みがしっかりしているので、読んでいて非常に読みやすいのです。

なるほど。

この本を読んで、私の文章を、直しに直した上司のことを、あんにゃろうと思ったことも少なからずあったけれど、いい勉強ができていたんだなと再認識した。



この本には、接続詞のなるほどが詰まっている。なるほどなるほどの連続である。


この本を読んで実践すれば、接続詞の使い手となり、
読みやすく、伝わる、そして、大人な文章
になれる。そんな気がする。。

使いこなすためにも、どんどん使って鍛錬鍛錬。

ますます、精進したいものである。

追記

のちに知ったことだが、この上司もとある文章をベースに文章を構成し、それをただ使い回していただけだった。
学ぶは真似ることから始まるというが、まさにそういうことなのだろう。




*文章力をつけるためのおすすめ本
tetuneco.hatenablog.com