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魂の文章術 書くことから始める 書いて生きる私

魂の文章術―書くことから始めよう ナタリーゴールドバーグ,小谷啓子

魂の文章術―書くことから始めよう

魂の文章術―書くことから始めよう


ここでこうやってブログを書いているのだが、
そもそも、私は文章を書くのが好きだと思ったことはない。

縁あって、二年間、文章を書くことを仕事とすることになり、
それが、本当に楽しかった。

うまく文章を書けるようになりたいと、
いろいろな本を読んで、学んだりもした。

そうしていくうち、
もしかしたら私は、文章を書くことが好きなのかもしれなと思うようになった。

嘘はいわない。

物を書くという果てしない大地で、あなたにも自分だけの場所が必ず見つかるはずだ。

そこでは、変わり者だからという理由で取り残される人はいない。


この本は、技術的に文章を向上させることではなく、
いかに自分と向き合って文章を書くかに、とことんこだわる本だ。


だから、書きたい文章、
たとえば、非常に事務的なものなど、あまり参考にならない場合もあるだろうが、

表現者として文章を書きたい人には、参考になる本だと思う。

最低5年間はガラクタを書く覚悟をしなければならないだろう。

書くことは書くことを通じて学べる。

「なぜではなく、何を書くかだ。」


私も書こう。

言いたいことを言いきれたと思ったときも、もうひとふんばりして、その少し先まで進もう。


読んで読んで読んで、書いて書いて書いて、その先まで書く。

書けるかなー、私。。



さて、気になる文章がありました。

みんな、成功とは幸せな出来事だと思い込んでいる。

しかし成功は、寂しく、孤立無援で、がっかりするような体験にもなりうるのだ。

成功とはあらゆるものである、と考えたほうがいい。


幸せというものは、変幻自在なものなのだ。
だから、成功に限らず、成功=幸せとか、絶対的な幸せの法則はないのだろう。


私は私の幸せを大切にみつめて、書いて生きたい。