こんにちは、tetunecoです。
「おひとりさま」が、どうやら当たり前になってきた今日この頃。
しかし、私はこの「おひとりさま」という呼び方が気に入らない。
なぜ、「ひとり」にだけ「さま」をつけて、特別な感じにしているのか。
ひとりでもいい、とか、二人がいい、とか、私にはどれも同じ。
何人でもいいから、心穏やかに生きていければ、それでいいのではないか、何て考えている。
だいたいそもそも、人間なんてひとりじゃないか。
そんな、ひとり好きな私が、ひとりが素敵な本を集めてみました。
ひとりがかっこいい世の中はまだまだだね
女ひとり寿司 湯山玲子(洋泉社)
この本は、著者が名店と誉れ高い寿司屋へと、女ひとりで赴き、カウンターにすっとつき、冷酒につまみで始まり、寿司を食べ、寿司、店、客を鋭く観察するという、いわば観察日記。
著者は、この「女ひとり寿司」をきっかけに、自ら寿司を握る「美人寿司」を始められたそうな。
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女ひとりで寿司をつまむ まだまだ私も子供だなあ - 本を読んで社会をのぞき見
孤独すら肯定する本
孤独の価値 森博嗣 (幻冬舎文庫)
こちらの著者は、孤独を自らの自然体のように描かれていて、この本を読むと、孤独と立ち向かわんと、カチカチになった心が楽になる気がします。
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おひとりさまじゃなくって、孤独でいいんです。 - 本を読んで社会をのぞき見
103年のおひとりさま
一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い 篠田桃紅 (幻冬舎単行本)
この本は、著者が103歳になって、自らわ振り返りつつ書いたエッセイです。
103年分のおひとりさまライフを振り返っておられて、一つ一つの言葉に重みを感じます。
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103歳になってわかったこと 一人でも面白い人生に憧れちゃうなぁ - 本を読んで社会をのぞき見
あるがままの私で生きる
置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子(幻冬舎)
誰かと比べたり、自分にないものをもっともっとと求めたりしないで、自分の置かれた場所で、ありのままに生きていく。
一人でいることに不安を感じたら、この本を読んで心を温めてください。
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あなたの置かれた場所に花を咲かせるのは、あなたしかいない - 本を読んで社会をのぞき見
最後は食欲で楽しく生きる
残るは食欲 阿川佐和子(新潮文庫)
開き直りも肝心です。美味しいものを食べて、明るく楽しく生きていく。読んで美味しいこの本で、おひとりさまをのびのび楽しもう。
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我に残りしは食欲なり 美味しく生きていたいだけ - 本を読んで社会をのぞき見
いろんな生き方があっていい世の中になりつつあるけど、まだまだ、窮屈。
誰かといなくちゃいけない理由なんてないよね。
*私のおすすめ本リストあります