こんにちは、tetunecoです。
哲学、数学、物理学、生物学などなど様々な分野の科学の世界を、本を介して覗くのが大好きな私。
私たちを含む宇宙については、科学技術の進歩により、日々遠くへ、遠い過去へそして未来へと、理解はどんどん広がってきています。
小さい頃に、夢だったようなことが今や実現可能なところまできていたり、新しい見解が提案されていたりします。
そして、まだまだ宇宙には、未開の部分も多く、知的好奇心をそそられます。
私の大好きなおすすめ宇宙の本を集めましたー。
私基準で申し訳ないのですが、優しい本から難しい本へと順番に並べましたので、本選びの参考にしてください!
7 入門編
宇宙100の謎 福井康雄(角川ソフィア文庫)
一般公募で集めた宇宙に対する質問から「100の謎」として整理し、大学教員・大学院生が丁寧に解説します。
専門家らしい回答もあり、あなたの好奇心をくすぐること間違いなしです。
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公募で集めた宇宙100の謎に教員・大学院生がお答えします! - 本を読んで社会をのぞき見
6 入門編
眠れなくなる宇宙の話 佐藤勝彦(宝島社)
眠れなくなる宇宙のはなしで、あなたを眠れなくしてしまう危険な本ですが、遠く広がる宇宙の夢を見ることができます。
楽しい本ですので是非!
5 初級
はやぶさー不死身の探査機と宇宙研の物語 吉田武(幻冬舎新書)
「はやぶさ」が帰ってきて初めて、長〜い長〜い旅に出て、散々心配をかけて、ようやく帰ってくるという小さな小惑星探査機の存在を知りました。
単純に「はやぶさ」について知りたかったので、この本を買いました。はやぶさのみならず、広く宇宙探索研究の背景やイトカワについても丁寧に解説されています。
また次の「はやぶさ2」が旅に出ています。
4 中級
第二の地球を探せ!「太陽系外惑星天文学」入門 田村元秀 (光文社新書)
この広い宇宙のどこかに、地球のように生物が暮らす惑星「第二の地球」を探そうという、もうほとんどSF小説のような本です。
「第二の地球」があるかどうかを確かめたいという研究者の熱意が、読んでいてワクワクさせる本です。
詳しくはこちらを↓
この広い宇宙に生命の宿る星はあるのか 太陽系外惑星天文学入門を読む - 本を読んで社会をのぞき見
3 上級
宇宙は何でできているのか 村山斉(幻冬舎新書)
宇宙は何でできているのかを、丁寧に解説する本なのですが、結局、何だかわからないもので埋め尽くされているみたい。
何とも禅問答的な話なのだが、それはそれで読んでいて楽しい。
2 上級
宇宙創成はじめの3分間 S・ワインバーク
宇宙の始まりは、私たちの世界そのものの始まりです。
その始まりの3分間という、宇宙にとって最も大きな変化のあった世界をこの本を通して、見てみませんか?
詳しくはこちらを↓
この本を読んで、宇宙創成はじめの3分間をあなたも体感してみませんか - 本を読んで社会をのぞき見
1 超上級
宇宙は本当にひとつなのかー最新宇宙論入門 村山斉(ブルーバックス)
多元宇宙という概念を用いて、この宇宙にある物質の存在を説明しようとするこの本。
とにかく、私の理解を遥かに超えていて、映画のような世界がこの本の中には広がっています。
頭のいい人の考えることは、本当すんごいなと思う本です。
さらにおすすめもう1冊
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 大鐘良一、小原健右
(光文社新書)
この本は、2008年に行われた宇宙飛行士の募集から、最後の合格者が発表されるまでの選抜試験に密着取材した内容をまとめたものです。
宇宙飛行士という職業、求められる役割とは何か、候補者たちはどのような人なのか、どのような試験により、どのようにして選ばれたのかなどについて、丁寧な取材の元、臨場感を持って描かれています。
私の感想↓
最後に
宇宙を遠く覗いてみると、自分自身の存在や生命についてなど、幅広くいろんなことにますます興味が湧いてきます。
忙しい毎日ですが、時には宇宙の本を読んで、広く大きく私たち包む宇宙について想いを馳せる時間を持つのも、いいと思います。
* おすすめの新書あります
*おすすめの生物の本あります