脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体(幻冬舎新書)
この本書いた人どんな人
など、面白そうなタイトルの本を書かれています。
内容は
この本は、脳内麻薬、ドーパミンの本です。
本の紹介には、
セックス、ギャンブル、アルコール、オンラインゲーム——人間はなぜ、これらをやめることができないのか。
とあり、興味が湧いてこの本を買いました。
著者曰く、
人生の目的のために真摯に努力することと、快楽に我を忘れることー
には、同じ脳内物質が関わっているのです。
とのこと。
薬物、過食、セックス、恋愛、ゲームギャンブルへの依存の発生について、個々の解説があり、なかなか興味深いです。このほか、人間関係の多くも依存によるものである場合があるようです。
この本では、まず、私たちが快楽を感じるメカニズムを解説した上で、脳の病気である依存症について科学的に解説していきます。
私の感想
著者曰く、依存症という病気は、
物質が起こすものではなく、脳自体の病気
なのだそうです。
依存対象に接すると、人の脳の中にはドーパミンが分泌されているのです。
また、依存症には3種類あるそうです。
- 物質への依存(ニコチン・アルコール・薬物・食べ物)
- プロセスへの依存(ギャンブル・インターネット・セックス・買い物・仕事など)
- 人間関係への依存(恋愛・カルト宗教・DV・虐待など)
ふむふむ、恋愛は、人間関係への依存の一つなのね。
私的には、プロセスへの依存なのかなぁと思っていたのだけど、違うのか。
この本は、基本的には、依存のメカニズムを解説するものであって、依存を断ち切るための本ではありません。
ですので、自分を客観的科学的に見るための本という感じになります。
恋愛依存症気味?の私も、こうして客観的科学的に自分を捉えることができました。
私は人間関係に依存気味っと。こりゃ厄介だなあ。
*新書おすすめ 読みやすいものから並べたよ
* 雑学博士に送る 謎本あります