こんにちは、tetunecoです。
東野圭吾さんの本は、どうも麻薬性があるのか、定期的に読みたくなるから不思議です。
ただ、東野圭吾さんは作品がたくさんあって、どれを読めばいいのか、選択に困ります。
私の好きな東野圭吾さんの本から私の好きな10冊を選びました。
1
流星の絆(講談社文庫)
三兄妹が主人公の復讐劇。
とはいえ、案外読後感はスッキリしているのは、結末がハッピーエンドであるだけではなく、終盤のどんでん返しが読み手に大きな爽快感を与えているせいだと思います。
2
祈りの幕が下りる時(講談社)
加賀恭一郎10作目かつ最後の作品。
できれば、加賀の大学時代の作品から順位読むことをお勧めしたい。
ドラマ、映画化もいい感じだと思うので映像でも楽しんでほしい作品です。
3
マスカレードホテル(集英社文庫)
主人公の刑事が、ホテルマンに扮して捜査するという、ホテルを舞台としたミステリー。
不特定多数の人が出入りする場所でいろんな伏線が一つに紡がれていくところがいい。
4
手紙(文春文庫)
この本は、ミステリーではありません。
二人きりの兄弟。だが、兄は殺人を犯してしまう。
世間から孤立しながらも、兄を切り捨てることのできない弟。
重苦しいが、こういう作品も東野圭吾さんの作品を知るには、読んでほしい一冊。
5
悪意(講談社文庫)
動機の追求をテーマとするホワイダニット作品。
なぜ犯行に及んだのか。それを追う時、人間の本質を知るを見ることになります。
誰にでも優しい人は、ある意味、害悪かもしれない。
6
容疑者Xの検診(文藝春秋)
いわゆるガリレオシリーズの1冊。
中でも、合理的思考を貫くガリレオが人間的に苦悩する作品です。
ドラマより、本がおすすめです。
詳しくはこちらを↓
東野圭吾ガリレオシリーズ特設サイト『倶楽部ガリレオ』|文藝春秋
7
ドラマを見た方も多いと思います。
伏線が多く、それをたどる作業と、作品自体の長さに疲労感は、読み終えた時の重苦しい気持ちと重なります。
主人公の二人の子供に、あなたはどんな思いを重ねるのか。読み応えのある一冊です。
8
秘密(文春文庫)
映画とドラマに映像化されている作品。
恋と愛と、妻つ娘と、様々な葛藤が交錯し、切なさに胸を締め付けられる作品。これには泣きました。
9
人魚の眠る家(幻冬社)
作家でビュ−30周年記念作品です。ミステリーではありません。
「脳死」、「臓器移植」をテーマとする作品。子供を思う親の気持ちを極限まで煮詰めたような感じ。
10
夢幻花(PHP文芸文庫)
東野圭吾さんが、「こんなに時間をかけ、考えた作品は他にない--」と語る作品です。ちょっと重めの作品ですが、終盤に向かって、様々な事柄がどんどん結びついていくところはまさに圧巻です。
以上、私の好きな10冊でしたー。
あなたの好きな作品はあったでしょうか?
今後も好きな作品に出会ったら入れ替えしていきたいと思います!!
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