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【おすすめ】私の好きな「江國香織」おすすめ5選

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 こんにちは、tetunecoです。

 

恋愛小説はほとんど読まない私ですが、数年に一度くらいのペースで、読みたくなるのが、江國香織さんの描く恋愛小説だ。

 

気がついたらスパッと切れた切り口から血が滲んで、後から痛みがじわじわくるような感じで、彼女の作品は、読み手の心を鮮やかに傷つけ、そこから彼女の綴る言葉が染み込んで、じわじわと心を締め付ける。

 

恋愛小説だけではなく、児童文学や詩も書く彼女の綴る物語は、表情豊かだ。

 

 

 がらくた (新潮文庫)



この本は、島清恋愛小説文学賞受賞作とのこと。
でも、この本、恋愛小説じゃないなと思う。読んでいてそう思った。多分世間一般の「恋愛」の定義から外れてしまっている。とことん愛を突き詰めたい方に。

詳しくはこちらを↓

絡み合う思考 恋のすべてが私を締め付ける 

 

 

きらきらひかる (新潮文庫)

 

ホモの夫にアル中の妻。セックスレスでも傷つけあっても、離れられない二人。

出会わなければよかった、と思う恋もある。

それでも、出会ったが最後、その切なさに身を投じずにはいられない。

詳しくはこちらを↓

きらきらひかる 触れば切れそうなガラスのかけら 

 

 

ぬるい眠り (新潮文庫)

 

この本は、著者の「きらきらひかる」の10年後を描いた作品ほか9編からなる短編集。

短編集なので、ちょこちょこ休憩しつつ時間をかけて江國作品を味わえます。

短編でも、エスプレッソ的に恋のエキスは詰まっています。

 

詳しくはこちらを↓

ぬるい眠り 傷つかない恋などあるものか 

 

 

 

ぼくの小鳥ちゃん (新潮文庫)

 

 

ぼくと小鳥ちゃん、そして、ぼくとぼくの彼女と小鳥ちゃん、不思議な関係が、なんともいえない柔らかで、読んでいて居心地がとてもいい。

お休みの日の午後に、ゆっくり味わってほしい本です。 

 

 

間宮兄弟 (小学館文庫)

 

ギリギリの恋愛とは対照的に、もてない君の兄弟が主人公のお話です。

恋愛に疲れたとかとか、生きてるってなんだかなぁというような日に、この本を読んで、力んだ体をほぐしてください。

 

 

以上、5冊でしたー!

 

 

*おすすめの本あります

tetuneco.hatenablog.com