こんにちは、tetunecoです。
歴史の解釈を巡っては、様々な立場によるいろいろな解釈があって、それは、国と国との深くて遠い溝となって、現代の私たちに重くのしかかっています。
そのため、歴史をどう解釈し、理解していくかは、年々、重要性を増しており、私たち一人一人が見過ごすことのできない問題となっています。
そして、問題の解決のためには、歴史を学ぶ前に、歴史を学ぶということは、どういうことなのか、歴史を正しく捉えるためにはどうしたらいいのか、現在の歴史解釈を変えることができるのかなどを、前もって学んでおくべきです。
そうしないと、結局、自分の頭で考えず、どこかの誰かの解釈に流されてしまうからです。
私のおすすめの歴史を学ぶ前に、読むべき本4冊を紹介します。
歴史解釈問題に興味のある方はぜひ、読んでみてください。
1
歴史を学ぶということ 入江昭
歴史を学ぶ上で、私が最も影響を受けた本。歴史の一員として、自分の立場をしっかり見極めるべきことを理解する。
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2
歴史とは何か 作者: E.H.カー,E.H. Carr,清水幾太郎
歴史を学ぶ人には、すべからく読んでほしい本。
歴史とは何か、その概念から問いただす本。
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3
戦争を記憶する 広島・ホロコーストと現在 藤原帰一
歴史は、結局のところ過去に積み重ねです。史実のどれを記憶し、どう記憶していくのかによって、歴史は形作られていくのです。
戦争について理解することの難しさを考えさせられる本。
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4
戦後和解 小菅信子 (中公新書)
戦後和解は、いかにしてこんなにもこんがらがってしまったのか。
そして、和解はなるのか。どこに問題があるのかを考える本。
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5
世界史の極意 佐藤優 (NHK出版新書)
この本では、「若いビジネスパーソンには、過去に起きたことのアナロジー(類比)によって、現在の出来事を考えるセンスが必要」であり、「アナロジー的思考は、論理派で読み解けない、非常に複雑な出来事を前にどう行動するかを考えることに役立つ」としています。
読み解くテーマは3つ。「多局化する世界を読み解く極意」「民族問題を読み解く極意」「宗教紛争を読み解く極意」いずれも今求められる重要なテーマです。アナロジカルに読み解くということが、どういうことか、それぞれのテーマを読み解きながら体感していきます。
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以上、5冊です。
いろいろな本を読んでも、読めば読むほど歴史って、奥深い。
ほんと厄介だなぁ・・・。
*おすすめの新書あります