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本を読み その時間を愛おしむ本

さがしもの 角田光代(新潮文庫)

この本書いたのどんな人

著者はいい人なのだと思います。
猫好きに悪い人はいないと思うのです。
詳しくはこちら↓
トトほほ日記 角田光代

内容

この本は、タイトルとなった「さがしもの」を含むいずれも本をモチーフとする短編集です。
一話一話読むごとに、著者の本に対する深い愛情を感じずにいられません。
負けず嫌いの私としては、私だって本が好きだようと叫びたくなります(しないけど)。

私の感想

本は、それを手に取り、読むことをしなければ、
生きていく人のその傍らにそっとあるだけです。

しかし、一度ページをめくると、人と人との間をつなぎ、
ときには、その中に自分自身が映し出されたりするものです。


本のある生活は、暖かい。気がします。


私の本棚にも、そっと愛しい本たちが並んでいます。
そこにあるのは、その本を読んだ時の私なのでしょうか。
並んだ本を眺め、少し前の自分を愛しんで振り返れる私は、なんて幸せなんでしょう。



あなたもどうか素晴らしい本と素晴らしい人生をお過ごしください。


*「さがしもの」は「新潮文庫の100冊 2016」に選ばれています
tetuneco.hatenablog.com


*おすすめの本リストあります
tetuneco.hatenablog.com