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「新潮文庫の100冊 2016」からおすすめ15選+5

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こんにちは、tetunecoです。

 

今年も夏の風物詩「新潮文庫の100冊 2016」キャンペーンが始まりましたー。

毎年、この時期になると何を読もうかワクワクします!

 

新潮文庫のたくさんの名作の中から、選ばれた100冊ですが、この夏だけで100冊読むのは難しいと思いますので、ここからさらにおすすめ15冊をピックアップしました!

 

キャンペーンの詳細はこちらから↓

www.100satsu.com

 

新潮文庫の100冊は、「恋する本」、「シビレル本」、「考える本」、「ヤバイ本」、「泣ける本」に20冊ずつに区分されています。

私は、それぞれ3冊ずつおすすめの本を紹介することにしました。

 

 

恋する本

 

1 

友情 (武者小路 実篤)

 

友情と恋との間で、葛藤は深い。恋は切ないということを思い知る。

 

 

きらきらひかる (江國香織)

 

いびつで繊細で、キリキリするこころ。 江國香織さんの描く、恋愛は痛々しい。

 私の感想はこちらにも↓

きらきらひかる 触れば切れそうなガラスのかけら - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

 3

さがしもの (角田光代)

 

本と恋する1冊で、本好きに、すごくおすすめ。あったかい本です。 

 私の感想はこちらにも↓

さがしもの 本を読み その時間を愛おしむ本 - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

シビレル本

 4

金閣寺 (三島由紀夫)

(画像が上手く貼り付けられなくて残念。)

 

赤い炎が美しい。時間をかけて、ていねいに読んでほしい1冊。

 私の感想はこちらにも↓

金閣寺が赤く染まる その喪失感の向こうに見えるのは - 本を読んで社会をのぞき見

 

向日葵の咲かない夏 (道尾秀介)

 

夏の冒険を綴る。夏にぴったりの1冊。 道尾秀介さんの作品の中で、一番好きかな。

 

 

母性 (湊かなえ)

  

悲劇か事故か。母性とは何か・・・心シビレル1冊。シビレルというか何というか。さすが湊かなえ。 

 

 

考える本

羅生門・鼻 (芥川龍之介)

 

人間の本質を考えるための古典。ゆっくり読んでしっかり嚙みしめるべき作品。 

 

 

一日江戸人 (杉浦日向子)

 

とにかく楽しく大好きな一冊。東京へ旅立つ人に送ったので、また買って、手元に置きたい一冊。江戸最高!

私の感想はこちらにも↓

一日江戸人 になって、江戸の街を歩こう - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

ジキルとハイド (ロバート・L.スティーヴンソン)

  

 人間の中の悪について深く考えさせる本。子供の頃に読んだ方でも、大人になって改めて読んでほしい。

 

 

ヤバイ本

 10

砂の女 (安部公房)

 

 砂。砂。砂。読んでいると喉が乾いてしかなたくなる。次第に口に中が何やらざらついて・・・

私の感想はこちらにも↓

砂の女 私の好きな本 安部公房はやはりここから - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

11

異邦人 (カミュ)

 

 ギラギラと照りつける太陽。男は人を殺した。理由などない。

私の感想はこちらにも↓

異邦人 とにかく私の好きな本 - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

12

変身 (フランツ・カフカ)

 

朝起きたら虫になっていた。変わったのは自分だけのはずが、世界が一変していく。

 

 

泣ける本

13

西の魔女が死んだ (梨木香歩)

 

じわじわきて泣いた。じわじわくるのに時間がかかったけど。

 私の感想はこちらにも↓

西の魔女が死んだ DVDもいいけど、まずは本から - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

14

老人と海 (ヘミングウェイ)

 

なぜ、泣ける本に区分されているのか疑問です。胸を熱くしても、泣くことはない。

私の感想はこちらにも↓

老人と海 言わずと知れた名作 上司にプレゼントして喜ばれた - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

15

沈黙 (遠藤周作)

 

こちらもなぜ、泣ける本に区分されているのか疑問。神の存在を、読み手の一人一人に問う作品。1度読んだら忘れられない本になります。 

私の感想はこちらにも↓

沈黙 語らず押し込めたもの そこに神はいるのか - 本を読んで社会をのぞき見

 

 

おまけ:今年私が読む本

 

恋する本

 

食卓を巡る物語とのこと。花より団子にならないよう祈りつつ購入。

 

 

シビレル本

 とにかくうちに帰ります (津村記久子)

 

タイトルに惹かれて。心をシビレさせる一冊と期待して。 

 

 

 考える本

 

芥川賞受賞作。重そうだけと、ついに読むときがきた。

 

 

ヤバイ本 

残るは食欲 (阿川佐和子)

 

 ええもう、ヤバイくらいに残るは食欲なんですよ。

 

 泣ける本

しゃぼん玉 (乃南アサ)

 

 涙なくして読めないそうだ。今年の夏も、鬼の目に涙かも。

 

 

 *他にもおすすめの本ありますー

tetuneco.hatenablog.com