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【おすすめ】本好きのための本・図書室・本屋がモチーフの物語 4選

 

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こんにちは、本の中に自分が読んだことのある本や本好きの人が登場したりすると、なんだか嬉しいtetunecoです。

 

私が、読んだ本の中から、本、図書室、本屋がモチーフとなっている物語を集めました。

 

本が好きならきっと、嬉しくなるような物語と出会うことができると思います。 

 

 

 

 1

図書室のキリギリス 竹内真(双葉文庫)

 

 

友人のつてで、高校の図書室で「なんちゃって司書」を務めることになった主人公。
主人公は、司書の仕事は初めてながら、司書の教師や図書委員、前任の司書に助けられて、少しずつ司書らしくなっていくとともに、学校の謎、善人の司書探し、夫の失踪の謎を解き明かしていきます。
学園ミステリーの部分も読んでいてとても楽しいのですが、更に物語の中で、文化祭に本のイベントが開催されていて、おすすめの本を発表するブックトーク、同じ本について語り合うブックテーブルの様子がものすんごく楽しいです。
詳しくはこちらを↓
 

 

さがしもの 角田光代(新潮文庫)

 

 この本は、タイトルとなった「さがしもの」を含むいずれも本をモチーフとする短編集です。
一話一話読むごとに、著者の本に対する深い愛情を感じずにいられません。
負けず嫌いの私としては、私だって本が好きだようと叫びたくなります(しないけど)。

詳しくはこちらを↓

本を読み その時間を愛おしむ本 -

 

 

 図書館の神様 瀬尾まいこ(ちくま文庫)

 

 

この本の主人公は、高校時代の心の傷を、今も引きずる高校講師です。彼女は、なんとなく国語の講師になり、そして全く希望もしていなかった文学部の顧問になりました。

おまけに不倫してたりと、全く教師らしからぬ彼女ですが、弟や生徒、そして不倫相手らの彼女への思いに包まれて、少しだけれど前進していきます。

地味でなんの変哲も無い毎日で、張り切りすぎない、頑張らない、とにかく成り行き!そんな青春がここにはあります。

詳しくはこちらを↓

図書館の神様は優しく見守るのだった 

 

 

 平台がおまちかね 大崎梢 (創元推理文庫)

 

この本の主人公は、出版社の新人営業マン井辻くんが、本屋さんを舞台に巻き起こる珍騒動をなんとなく解決してしまう、ちょっとミステリー的な短編集です。
井辻くんは、本を読み始めると、その世界に浸りこみ、物語のジオラマまで作ってしまうという、ちょっと変わった傾向の本好きです。
なので、井辻くんは本にのめり込んでしまうことを恐れて、出版社で編集者ではなく営業マンとして、本と書店に関わっています。 
また、物語の中に、自分の読んだことのある本が登場したりして、そういう出会いも本好きならとても楽しめる本だと思います。
 詳しくはこちらを↓

本屋で何する? 平台がおまちかねだぞ 

 

 

以上、4選でしたー。

素敵な本との出会いに繋がりますように。

 

 

*おすすめ本のリストあります

tetuneco.hatenablog.com