本気になればすべてが変わるー生きる技術を磨く70のヒント(文春文庫)
この本書いた人どんな人
この本を書いたのは、元気で熱血的なイメージの松岡修造さんです。表紙からして、かなりの勢いを感じて、圧倒されます。
テニスプレーヤーとしての著者は、あまりよく知らなかったのですが、素晴らしい活躍をされた方なんですね。
10才で本格的にテニスを始め、高校2年のときにテニスの名門である福岡県の柳川高校に編入。同年高校総体単・複・団体で三冠を達成。その後、世界的に有名なボブ・ブレット氏と運命的な出会いがあり柳川高校を中退、単身フロリダ州タンパにあるハリーホップマン・テニス・キャンプに参加。86年、地元にあるパーマーアカデミーを卒業後プロに転向。
88年4月、ジャパンオープン準々決勝でジョン・マッケンローとの対戦に敗れたものの、世界に通用する日本人プレーヤーの出現を印象づけた。同年初めて世界ランキングトップ100の壁を破り、世界のトッププロの仲間入りを果たす。
詳しくは著者のサイトを↓
内容は
思いを言葉にすると脳が活性化し、自分らしい仕事ができるようになる。
弱気になった時は日記を読み返して、一カ月先までの予定を立ててみる。
「真剣」と「深刻」は紙一重。楽しむ気持ちを忘れずに取り組もう。
自分らしさを表現する方法はたくさんある。自分を一つのワクにはめてしまわない。
人の意見や期待に惑わされず、「イエス」「ノー」の意思表示をはっきりさせる。
「とてもできない」を「できる」に変える、「慣れ」の不思議な力。
私の感想
この本を読むにあたって、失礼ながら、なんか暑苦しいのやだなと思った。
きっと頑張れ頑張れって、ものすごく圧迫てくるんじゃないかって想像していたからだ。
でも、本を読んでみると、予想に反して、案外そんなことはなくって、日記を書き、テレビ出演に緊張し、悩んで、落ち込んで、それでも元気出してって、テレビでは見られない著者の裏側が綴られていた。
この本を読んで、まあとにかく、松岡修造さんって、相当な天然なんだな。ということがよくわかった。
元気いっぱいの天然は、オーラがすごくて周りが結構大変なのだ、きっと。
私も松岡修造から言葉をもらったので、やや弱っちい元気少なめから、天然は松岡修造級の私は、自分もりも無理をしない、一緒に笑っていられるようなそういうオーラを発していたいな、と思う。