エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする グレッグ・マキューン(かんき出版)
この本書いたのどんな人?
著者のグレッグ・マキューンさんは、Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーも務めておられます。
ハーバード・ビジネス・レビューのサイトに著者のブログが掲載されています。
本を買う前に参考にブログを読んでみてもいいかもしれません。
内容は?
この本は、仕事にいっぱいいっぱいで首が回らないような人に、仕事の断捨離をして、重要かつ必要な仕事を選び出し、最大の成果を出すことを目的とする本です。
エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのものである。そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になる。
ものの見方はこう変えます。
「やらなくては」ではなく「やると決める」。
「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」。
「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」。
私の感想
ものの見方を変えるのは、難しいことです。
「やると決める」は、できると思います。やろうと思えばやれるでしょう。
しかし、
「大事なものはめったにない」については、確かにそうなのかもしれませんが、私には周りの人が大事そうにしていることを、否定することができないように思います。
「何でもできるが、全部はやらない」については、「やらない」という選択肢は、限られた人間にしか与えられていないように思います。
特に、「大事なことはめったにない」には、もう苦笑いするしかないですね。
著者曰く
自分で選べない人は、他人の言いなりになるしかない。
のだそうだ。
誰だって、他人の言いなりになんかなりたくない、だけど いろいろと「しがらみ」があって、なかなか自分で選ぶのは難しいのです。
とはいえ、しがらみって、もしかしたら、自ら引き寄せ、巻き取り、そうして自分で自分を締め付けているもだけのものなのかもしれません。
兎にも角にも、仕事にいっぱいいっぱいでなんとかしたいのなら、自分で変えられるところを変えていくしかないのだと思います。
捨てることで自分の評価が高まるようなやり方を身につけよう。
この本では、徹底的に、仕事を断捨離します。
メールを減らす、指示を減らす、電話を減らす、会議を減らす、そして、頼まれても断る!
私が断捨離されちゃいそうだけど、やってみるかな。
*おすすめ本のリストあります