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人はどこまで残酷になれるのか 答えはあなたの中に

人はどこまで残酷になれるのか 桐生操

人はどこまで残酷になれるのか (中公新書ラクレ)

人はどこまで残酷になれるのか (中公新書ラクレ)

それにしてもまあ、私はこの本を
こんなむごたらしい本を買ってしまったのだろうか。


この本では、いかに人は残酷であるかを示すためか、
世界各国の拷問や殺人鬼のことが、
事細かに、延々と書いてある。最初から最後までむごい。


そうして、この本では、
こんなに残酷なことをやった人がいますよ、ということを延べるだけで
「人はどこまで残酷になれるのか」については、答えてくれない。
本のタイトルの問いは、答えのないままとなる。



とはいえ本当のところ、
その問いには答えはないんだろうな、と思う。
「人はどこまで愛せるのか」なんて愚問に、答えがないのと同じだ。


さて、軽い吐き気と共に最後までこの本を読んだ私。
こういう趣味があるのかもと恐ろしくなるやらなんやら。


まあ、たぶん、いろんな意味で
私は、肉食系なんだろうなぁと思う。。



*おすすめの謎本ありますtetuneco.hatenablog.com