人はどこまで残酷になれるのか 桐生操
- 作者: 桐生操
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/01
- メディア: 新書
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こんなむごたらしい本を買ってしまったのだろうか。
この本では、いかに人は残酷であるかを示すためか、
世界各国の拷問や殺人鬼のことが、
事細かに、延々と書いてある。最初から最後までむごい。
そうして、この本では、
こんなに残酷なことをやった人がいますよ、ということを延べるだけで
「人はどこまで残酷になれるのか」については、答えてくれない。
本のタイトルの問いは、答えのないままとなる。
とはいえ本当のところ、
その問いには答えはないんだろうな、と思う。
「人はどこまで愛せるのか」なんて愚問に、答えがないのと同じだ。
さて、軽い吐き気と共に最後までこの本を読んだ私。
こういう趣味があるのかもと恐ろしくなるやらなんやら。
まあ、たぶん、いろんな意味で
私は、肉食系なんだろうなぁと思う。。
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