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【電子書籍】メリットその8 本のどの辺りを読んでいるのかを意識できる

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こんにちは、tetunecoです。

 

電子書籍のメリット その8は「本のどの辺りを読んでいるのかを意識できる」です。

 

 

 

全体のパーセント読んだかを数字で表示

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紙の本ですと、通常下の方にページ数が入っていると思います。
 
他のアプリはちょっと違うかもしれませんので、ちょっとあれあのですが、Kindleアプリ(iPhone)では、 ページ数の表示は、総ページ数分の現在ページ数という形式で左下に表示されます。
 
右下には、その割合をパーセンテージで表示されます。
 
上の写真ですと、今
 
3702ページ中470ページまで読み進んだところで
 
全体の13%を読み終えたということがわかります。
 
 
 

読み終えるまでの時間も表示 

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ページ数の表示は、その上をタップすることで、「本を読み終えるまで」の時間の表示に変更することができます。

 

どういう仕組みなのかわかりませんが、ページをスワイプする速度とその文字数から、どのくらいで本を読み終えるのかを自動的に計算してくれているようです。

章の終わりに近づくと、この「本を読み終えるまで」のところに、「章を読み終えるまで」の時間を表示してくれているみたいです。

 

電子書籍では、紙の本とは違って、自由に文字の大きさや行間を変えることができますので、ページ数は増えたり減ったりします。

電子書籍は、一見してどのぐらいの分量のある本なのか、目で見てわからないのが難点です。

 しかし、Kindleでは本全体を読み終える時間数が各本に表示されていますので、それから大体の本の分量がわかります。

 

 

この表示をどう使うのか

パーセンテージの表示

実は、私が本を読んでいる時に最もよく見るのが、このパーセンテージの表示なのです。
 
小説・物語
物語を読んでいる時、パーセンテージを見ると、今自分が、
起承転結のどこを読んでいるのかを、大体つかむことが可能です。
 
はじめっからハイペースもの本もありますが、どんな物語も、「起」の部分は、物語の入り口であって、状況説明や人物説明をする必要があり、結構もたつくものです。
 
読んでいて、なかなかストーリが見えず、しんどいなーっと思って見ると、大体15〜20%あたりを読んでいるということが多いです。
 
ここで、もうひと頑張り読むと、大体4分の1である25%に到達し、「起」の部分を脱出することができると思えば、前に読み進めることができます。
 
 
また、ミステリーなどでは、この最初の「起」「承」の部分は、後の謎解きに重要だったりするので、どこまで精読するかの目安にもしています。
あと、犯人がどの辺りで出てくるかとか見ておいても、なんとなく法則性みたいなものがあって、楽しいです。
 
 
 新書・教養書
新書・教養書は、「目次、はじめに、おわりに」を読むことで、本に書いてあることの、だいたいの流れがわかります。
 
新書・教養書では、出だしの部分は、著者が最も伝えたいことの前提となることを説明していることが多いです。
 
読み手の方で概ね理解している内容であれば、読み飛ばしてもいい場合が多いです。
 
常に今どの辺りを読み進めているかを意識しながら読むことで、読み飛ばしても良い箇所が見えてくると思います。
 
 

読み終えるまでの時間

本を読み進めていけば、自動的に計算され、読み終えるまでの時間が表示されます。

カーナビの到着までの目安時間みたいなものです。

 

この「読み終えるまでの時間」の表示が何に使えるかというと、就寝前の読書に、寝ないで読むか、諦めて寝るかの判断に使用します。

読み終えるまで30分なら、読みきってしまおうという感じです。

特に就寝前は、先ほどのパーセンテージ表示と絡めて、面白くなる「転」の部分に到達しないように注意が必要です。

 

「読み終えるまでの時間」の表示は、限られた時間の中で読書をされる方には便利な機能だと思います。

 

 

常に本のどの辺りを読んでいるのかを意識することで、あなたの読書が変わると思います!

 

 

 

 *電子書籍 メリットとデメリット まとめ 

tetuneco.hatenablog.com