dokusyo

本を読んで社会をのぞき見

読書記録・本のおすすめ・その他もろもろ

指さきの恋 時実新子先生 大好きです

指さきの恋

指さきの恋


日頃見ない本棚を前になんとなく、本を探していて、
この本を見つけた。


ともかく泣ける音楽を聴き、せつない本を読んだ。
とにかくニセモノでもいいからをしていたかった。

そんな二十歳のころに手に取り、

これまでずっと捨てられることなく、

ずっと、そっと、しぶとく

私と共に過ごしてきたのがこの本である。



この本は川柳&エッセイの本で、

端から端まで、女でよかったと感じる

そういう本だ。



手が好きで やがてすべてが好きになる   新子


人を好きになるのに、嫌いになるのに、私は、理由はないと思う。

ただ、この歌のような、心に差し込むきっかけがあるだけだ。


この本の写真を載せようと検索したけれど、

アマゾンにも引っかからず。。残念。。

時間というものはいかに残酷なことか。



この本のことを忘れていたなんて。

手放したらもう、この本に会えないなんて。