『超ひも理論とは何か』竹内薫(ブルーバックス)
超ひも理論ってご存知ですか?
「超ひも」というのは、
世界で一番小さな「物質の素」
のことです。
この宇宙のすべてのものが何でできているのか、それを調べて、どんどん突き詰めていくと、「超ひも」になるのだそうです。。
この「超ひも」を一つ箱に入れると、その箱の一片の長さは、
0.000000000000000000000000000000001センチメートル
なのだそうだ。
うむ。むちゃ小さい。
ちなみに、水素原子の大きさは、0.00000001センチメートルなのだそうだ。
うむ。。なるほど。とにかく小さいんだね。
しかも、この「超ひも」11次元だったり、26次元だったりするらしい。
うむ。よくわかんないけど、この本にそう書いてるんだからそうなんだろう。信じるものは救われるのです。
この本では、「超ひも理論」から、宇宙の成り立ちにまで話が及びます。
小さいけれど大きなお話なのです。もちろん、難しい物理の理論も目白押しです。
3次元に生きる私には、到底見ることのできない多次元の、それもとっても小さい「超ひも」の話に驚くことしきり。
こういう難解な世界の本は、内容を理解した・しないなんて、つまらない区別することはやめて、止まることなく、どんどんどんどん読み進めて行くに限ります。信じなさい。
そうして、物理の究極理論の世界に、身を任せて、その本の世界に自分を漂わせるようにするといい。
もう宗教の世界です。
こういう自分の知らない世界に挑戦することに、読書のだいご味があると思うのです。。負け惜しみか・・・
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