こんにちは、tetunecoです。
アガサ・クリスティーさんの作品は、推理小説好きの方なら、1冊は読んだことのある作家さんなのではないでしょうか。
私は、学生時代にほとんどの作品を読み尽くしました。
今回は、数あるアガサクリスティー作品の中からおすすめの10冊をご紹介します。
1
そして誰もいなくなった(ハヤカワ文庫)
最初はこれ。アガサ・クリスティーといえば、この本でしょう。
まだ、アガサ・クリスティー作品を読んだことがないという方がおられましたら、まずはこの本をおすすめします。
この作品をベースにしたような作品がたくさん製作されています。
影響力のある作品です。
2
オリエント急行の殺人(創元推理文庫)
こちらの作品も、有名な作品です。
初めてこの作品を読んだ時は、こういう犯人もあるのかと感心した記憶があります。
電車の中だけて繰り広げられる作品で、映像化されたものも楽しいですよ。
3
スタイルズ荘の怪事件(ハヤカワ文庫)
こちらがアガサ・クリスティーさんのデビュー作です。
デビュー作の時点で、みんなが大好きな名探偵ポアロと助手のヘイスティングスというキャラクターが生まれていたなんて、驚きですよね。
4
火曜クラブ(ハヤカワ文庫)
アガサ・クリスティー作品で名探偵ポアロと並んで、人気のあるキャラクターが、この本の主人公のミス・マープルです。
この本は、田舎のおばあちゃんミス・マープルが初めて登場した作品です。13編の短編集ですので読みやすいですよ。
5
ABC殺人事件(ハヤカワ文庫)
この本は、全盛期の代表作とされている作品です。
「灰色の脳細胞」ポアロの活躍を、A、B、Cと続く殺人と謎解きに、ミステリーファンなら、犯人を当てることができるかも?
しかし、物語の展開がリズム良く、最後まだ飽きさせず読ませます!
6
アクロイド殺し(ハヤカワ文庫)
大富豪のお屋敷を舞台に、屋敷の主人アクロイド殺しをポアロが追います。
こちらも有名な作品ですので読んだことがある人が多いかも。
古典的作品として、あえて読んでほしい作品です。
7
ナイルに死す(ハヤカワ文庫)
とにかく長い。そして、登場人物が多いのがそれなりに負担ではありますが、予想に反して、スピードに乗って、最後まで楽しめる作品です。
気後れせず、ぜひ手に取ってもらいたいと思います。
8
ひらいたトランプ(ハヤカワ文庫)
ポアロを含む8人の客が、2つのテーブルでブリッジを楽しむ中、殺人が行われた。
この人が犯人か?と思わせつつも、え?違うの的な感じで、読み手を十分に楽しませてくれる作品です。
9
ゴルフ場殺人事件(クリスティ文庫)
映像化された作品を見たことがあり、美しいゴルフ場の風景が目に焼き付いています。
地味なタイトルですが、コロコロと転がったボールがホールに吸い込まれるようにスルスルと結末にたどり着きます。
ヘイスティングスの恋も見もの!
10
カーテン(クリスティー文庫)
これが、本当にポアロ最後の事件です。
1920年のデビュー作であるスタイルズ荘が舞台で、アガサ・クリスティーファンには嬉しい設定ですが、ポアロがいなくなるのは寂しいです。
ポアロ作長編33編の締めくくりです。順番に読んでいくと、なかなかたどり着けない・・・。
以上、10冊でした。
私が読んだのも随分昔で、時間が有り余っていた学生時代でした。
もう全部は読み返せないから、せめてこの10冊はもう一度読みたいです。
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