『零の発見』吉田洋一
- 作者: 吉田洋一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/12/03
- メディア: Kindle版
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この本は私が大好きな本屋でお散歩買い*1をしたときに、手に入れた本です。
零の発見
なんという哲学的な響き!(数学なんですけどね)
そして、「零」が漢字!!
古典なのでしょうが、素敵すぎ。
形成式的なところが実は数学の特徴なのであって、これがなかったならば、こんにちの数学の進歩はえられなかったろう、といっても過言ではないのである。代数学がギリシアで発達しなかったことについては、・・・一つにはまたギリシア人の数に対する考えかたが、ある意味で、きわめて具体的であって代数学のような形式的方面には向かなかったということも、その理由として考えられている。
なんとか頑張って読んでみたところ、
中身はサブタイトルにあるとおり、数学の生い立ち物語でした。
とにかく、知ったかぶりもいけないので、正直にいうと、難しかった。
同系統の本を何冊か読んでから、もう一度読みたいと思う。
ここは素直に敗北を認め、でもこういうチャレンジが好きどえむな私を今後も楽しんでいきたい。
*1:本屋でお散歩買いとは、某○袋のジュ○○堂に行き、買い物カゴを下げ、おもむろに最上階へと行き、あてどなく、本屋をさまよいつつ、気になった本をカゴに入れていくという、なんとも贅沢な本の購入方法であり、かつ、最高の休日の過ごし方のことです(途中、喫茶店で本を預かってもらって、外でお茶するとなおよい。)。