- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/08/02
- メディア: Kindle版
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散らかった頭の中を整理して、引き出すことができれば、
もすこし、私の頭の中のぐだぐだからも、役に立つ何かが生まれるかもしれない。
そう思って、この本を購入した。
そんな私に、著者は、優しく、そして、きびしい。
ゆっくりとしたペースで語りかける文体は、現代のスピード感とは程遠い感じで、
私はこういうおじいちゃんに叱られている風。
(私は、こういうおじいちゃん文体(ごめんなさい。)が好きなようだ。)
行きづまったら、しばらく風を入れる。
そういえば、何かの本に人間は多くの時間を探しものに費やしている
と書いてあった。
私は、何かを考えるとき、ぐだぐだになった思考の中を、あれこれ探し回って、
迷子になっているのかもしれない。
この本を読んで、
自分の思考を大切にし、そして、書く、話す、捨てる。
そういう訓練が必要だ、と思った。
ここでの日記も、思考の整理の場として続けていきたいと思う。