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【電子書籍】デメリットその3 この本いいよって、誰かにあげたり貸したりできない

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 こんにちは、tetunecoです。

 

電子書籍のデメリット その3は、「この本いいよって人に貸すことができない」です。

 

読んだ本を誰かと共有したい

本を読むと、いろんな読後感があります。

面白かった、ためになった、重苦しい気持ちになった、泣けた、笑えた、元気が出た、胸に響く言葉に出会った、などなど。

そういう気持ちを誰かと共有したい、という気持ちってあると思うんです。

 

私は、読んだ本を人にあげたり、貸したりするのが好きで、一時期は、人に会う前には、その人のために本を選んで持って行ったりしたものです。

まあ、本を上げるのは、おせっかいが過ぎるにしても、「この本よかったよ」って、誰かに本を貸してあげたくなる本はあるものです。

時には、本を読んでいて、読んでもらいたい友人の顔が浮かんできたりします。

 

貸したりあげたりは基本ムリ

電子書籍は、当たり前ですが本を貸すことができません。

いろいろ調べてみると、Kindleですとできなくはないようですが、少なくとも電子書籍を貸す相手も、Kindleの専用端末を持っている必要があります。

誰かに読んだ本を、簡単に「読んでみて」とはいえませんので、面白かったので「自分で入手して読んでみて」ということになってしまいます。

読んだ本を独り占めするのは、嬉しいような寂しいような。

 

もちろん、読み終えた本をブックオフに売ることもできません。

電子書籍はかさばらないというのも、メリットの一つだと思いますが、読んだ本に限らず、誰かに本を贈るなら、形があって、重みのある紙の本がいいかなぁ。

 

あ、でも私がもらうなら電子書籍がいいかも

 

電子書籍端末の持ち寄りパーティとかダメかな

電子書籍は貸したりあげたりできないので、電子書籍端末の持ち寄りパーティとかどうかな?

電子書籍のメリットとして買った本の持ち歩きが簡単というのがあります。

本棚を持ち歩いているのと同じなので、それぞれが電子書籍端末を持ち寄って、本の話をしたり、電子書籍の見せっこをするとかどうかな。

どんな本を読んでいるかは、その人の人柄を表しますし、共通の本があったらもりあがらない、かな。

とか、思いついたまま書いてみたけど、私の買った本全部見られたら、いろいろと人間性を問われかねない問題あるのでやっぱやめときます。

 

 

*電子書籍のメリット・デメリットまとめ

tetuneco.hatenablog.com

 

周りの人とあなたは違う あなたを生きるための呪文を見つけて

「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法 大島信頼 (すばる舎) 

 

この本書いたのどんな人

 

 この本を書いたのは、心理カウンセラーで株式会社インサイト・カウンセリングの代償をされているお方です。

会社のホームページをのぞいてみましたら、なかなかゴチャゴチャっとした感じのサイトでしたが、著者による「室長あいさつ」がありまして、そこには、

「あなたが自分らしく生きられるようにサポートします」とありました。

この温かいメッセージに、ほっとする人がたくさんいるんじゃないかなと思いました。

気になった方はこちらをどうぞ↓

www.insight-counseling.com

 

 

加えて、著者自身のブログも見つけました↓

変われない人たち

 

 

こちらも、ごちゃごちゃっと綴られている感じで、

「ああ、著者もいろいろ悩んで悩んで、その上で今、いろんな人のサポートに当たられているんだなぁ。」

と、なんとなく著者に親近感が湧きました。

よかったら、ブログものぞいてみてください。ほっこり系です。

 

 

内容

この本では、

専門用語をなるべく使わず、「不満を感じているにもかかわらず、日等々しても振り回されてしまう理由」と、その振り回されている状況を打破するための「暗示」を紹介します。

 

人に振り回されてしまうという状況はどういう状況なのか、実は、あんまり本人は気づきにくいと思います。

この本では、日常的な場面を取り上げながら、どうして振り回されてしまうのかについて解説していきます。

 

そして、振り回されている状況から脱出するための「暗示」!

(私は呪文と呼んでいます。)

 

暗示の言葉のバリエーションも場面に応じていくつかあり、こんな時はこの言葉という形で紹介されています。どれも「振り回されそう、ピンチ!」という時に使えるものばかりです。

 

この本では、簡単な言葉で自分に暗示をかけて(あるいは呪縛を解いて)、自分の心に沿った生活をしていくことを目指していきます。

 

 

私の感想

 私は、常に独り言を言っている。というか、終始自分と会話している。

 

というのも、人一倍、周りの人に影響されやすい私は、できるだけ周りの人とは距離を置くようにしている。

そんなわけで、人からは周りを気にしない我が道を行くタイプと思われる一方で、独り言が増していく毎日。

 

そんな私には、この本がぴったりだった。 

 

 

まず、人に影響されやすいのは、自分に自信がないせいかと思っていたけど、どうも違った。

 

人に影響されてしまうというのは、著者曰く

つい自分をおさえて他人を優先するくせ

 

相手の言葉を真に受けてしまう

 

相手の不機嫌を背負う

 

ことなんだそうな。

他にも、いろいろな理由が紹介されていた。どれもこれも納得だった。 

そうして、この本を読んでいると、「あなたは悪くないよ。」という著者の囁きが、心に伝わり、とにかく楽になれた。

 

そして呪文!これが良い。

人に振り回されんとしているその時に、簡単に一言を唱えるだけで良いのがとにかくいい。

 

私が一番気に入ってるのが、「浮き輪モード!」

実はこの呪文、「浮き輪モード!」と唱えて、まさに浮き輪をしたように浮き上がろう!というものなのだ。

 

この本に紹介されている呪文の中で最も使い勝手がよくわからない呪文なのだが、とにかく気持ちが沈み込みそうになったら、「浮き輪モード!」と唱えるようにしている。

 

イメージは、水の底から水面を見上げると光が差してキラキラ輝いていて、空気の泡とともに私も浮き上がる、そんな感じだ。

 

これだけで気持ちが楽になる。ストレスが軽くなる、とも言えると思う。

  

この本は、空気読みすぎて読めない系の人にオススメだ。 

 

 

 

*オススメの本あります

tetuneco.hatenablog.com

 

 

【電子書籍】メリットその3 本の持ち歩きが楽

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こんにちは、tetunecoです。

 

電子書籍のメリット その3は「本の持ち歩きが楽」です。

 

 

同時に複数読みは当たり前?

本読みの方なら、常に鞄には2冊くらいの本を入れて持ち歩いておられるのではないでしょうか。

多読術を実施されておられる方でしたら、同時に10冊くらい読みかけの本があるという方もいらっしゃるかもしれません。

 

私は、通勤カバンに本を1冊のみ持ち歩いていました。

そして、その1冊が、あと少しで読み終えそうだというときのみ、次読む本をカバンに入れておくのです。

 

「読書家のカバンは思い」という読書家あるあるがありそうです。。

 

 

専用端末は使わずスマホで読書

Kindle端末の新しいのものが発表されるようですね。

どうやら画期的なものになりそうなどと、ニュースになっていました。

詳しくはこちら↓

www.itmedia.co.jp

 

 でも、私は、スマホのKindleアプリで十分だと思っています。

最初は、iPhone5から読み始めたので、画面が小さいし読みづらいなと思ったのですが、背景色を変えたり、行間を変えたりして、次第に慣れてしまいました。

iPhone6Sに変えて、画面が大きくなり、画面の文字表示も綺麗になったので、かなりストレスなく読めるようになりました。

iPhoneはまた小さくなったみたいですが、画面が綺麗ならより読みやすくなっていることでしょう。

 

私にとっては、本とスマホを一体化したことで、出かける際の持ち歩きアイテムが一つ減ることが、電子書籍の大きなメリットの一つですので、今後電子書籍を読むための専用端末を買うことはないと思います。

何冊分持ち歩こうとも、重さはスマホ本体の重さのままです。 

 

 

本の持ち歩きが楽 

出かける時に、何冊も持ち歩く必要はないにしても、積ん読本や読みかけの本がスマホの中に収まっていてくれたら、いろいろと楽チンです。

例えば、出かける前に持っていく本を選んだり、本を読み終えそうな時に、次に読む本を準備しておいたりする必要はありません。

また、とにかくスマホさえ持っていればいいので、出かけるのに本を持っていくのを忘れた!といって悔しがる必要もありません。

出かけ先で、積ん読本や読みかけの本の中から、好きな本を読むことができます。

 

旅先に何冊も本を持って行っていかなくて良くなったのは、本当に助かっています。

 

 

 ちなみに、読み終えた本が端末にいっぱいになったらどうなるのか、ご心配の方もおられるかもしれません。

Kindleですと、購入した本は、Amazonのサーバーにデータが保存されていますので、購入した本を端末(KindleやiPhone、iPadなど)から削除しても、いつでも必要なときに再ダウンロードすることができます。

私は、再読しそうにない本は、Kindleアプリから削除していっています。

 

 

以上、電子書籍のメリット その3「本の持ち歩きが楽」でした!

 

*電子書籍のメリット・デメリットまとめ

tetuneco.hatenablog.com

 

【電子書籍】デメリット その2 本棚を眺める楽しみが減る

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こんにちは、tetunecoです。

 

電子書籍のデメリット その2は「本棚を眺める楽しみが減る」です。

 

 

本好きにとっての本棚

 私にとって、本との出会いは小学校の図書室でした。ずらりと並んだ本の背に囲まれて、静かに過ごすあの場所が好きでした。

今でも、図書館や書店に足を運ぶのは、図書室に似た空間が好きだからなのだと思います。

私が、本は買う派なのは、自分の読んだ本をずらりと並べて小さいながらも本棚を作り、自分だけの図書室のような空間を作りたいからでした。

 この感覚は、私以外の本好きの方にもあるようで、以前私が使っている本の記録サイト「読書メーター」でつぶやき欄に写真の投稿が可能になった際、読書メーターにつどう本好きの皆さんが次々にアップしたのは、自身の本棚の写真でした。

本好きは、本棚を愛しておられる方が多いのだなあと思った出来事でした。

 

本好きの方にとっては、読み終えた本を並べるというのも楽しみの一つなのではないでしょうか。本の配置も、カテゴリー別、背表紙の色別等々、こだわっておられる方もいらっしゃると思います。堆く積み上げられている積読本も、それはそれで見ていて楽しくなるものです。

 

 

電子書籍にとっての本棚

電子書籍の場合、端末の中に本棚の表紙を羅列したものというか、そういうものはあるわけです。

私は、電子書籍をKindleアプリで読んでいるのですが、Kindleアプリですと、購入した本のデータはライブラリにずらりと並んで表示されます。

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こんな感じです(表示画面には2種類あります。)。

並べ替えることもできますし、「コレクション」機能を使って本をグループ分けすることも可能です。

私の使っている読書メーターというサイトでも、本棚という機能があります。

が、どう考えても、実物の本棚を眺めるような本の存在感のようなものはありませんし、部屋が図書室化するような楽しみはありません。

 

 

 本はもう紙の束である必要なない

どうしても、紙の本への未練は残りますが、本というものそのものが、紙の束である必要はもうないのかもしれないと思います。

完全に、電子書籍が紙の本に取って代わるということはないと思いますが、紙の本にこだわる理由も徐々に薄れていくのではないかと思っています。 

 買った本を並べるという自己満足は、まだ別の形で満たすしかないようです。

 

 

最後に 

形のない音楽を、データのダウンロードで聞くようになった時代に、文章を楽しむのに、文字が紙に書かれていなければならないというのも、確かに変な話かもしれません。

もしかすると、いつの日か図書館自体がデータ化された端末が並んだものになる日が来るかもしれません。

 

本を買って並べて、背表紙を眺めること自体、いろいろな意味で贅沢なのかぁなんて考え始めています。

 

 *電子書籍のメリット・デメリットまとめ

tetuneco.hatenablog.com

 

【電子書籍】メリットその2 本を買いすぎても、あんな本を買ってもバレない

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こんにちは、tetunecoです。

 

私が思う電子書籍のメリット その2は、「本を買いすぎても、あんな本を買ってもばれない」です。 

 

本を買うということ

本が好きだということは、世間一般では素晴らしいことのように言われています。

確かにいいことではありますが、私のような本を買う派にとっては、いいことばかりではないのです。

それは、「本をたくさん買う=お金がたくさん必要」なので、本代が家計を圧迫するということがあるからです。

本を買い込んでいると、「まだ読んでいない本がたくさん置いてあるのに、また買ったのか」という家族の冷たい目にさらされることがままあります。

「図書館で借りればいいのに」、「無駄遣いだ」とさえ言われたこともあります。

 

 

電子書籍は人知れず端末内に収まる

電子書籍は、購入と同時に、本のデータが、端末にスルスルとダウンロードされるだけなので、誰にも知られずに本を購入することができます。

私は買いませんが、コミック好きの大人の方にも家族に知られずにコミックを買うことも可能です。

あやしげなあんな本もこんな本も、データが自分の端末にスルスルと入って終わりです。

 

 

読んでいない本の整理が簡単

その上、読んでない本がどのくらいあるのか、ということも本人以外にはわかりません。

家族からの読みもしないのに、また本を買っているという冷たい視線にさらされることはありません。

私は、Kindleアプリで本を読んでいるのですが、「コレクション」という機能を使って、本を整理しています。

 

 おそらくどんな電子書籍端末でも書籍管理は可能だと思います。

ちなみに、私はAmazonKindleで本を買っているのですが、こちらですとAmazonの方でどんな本を買ったのかをそのデータとともに管理してくれているので、すでに買ったことのある本は、ちゃんと教えてくれます。

Kindleで買い続けていくことで、同じ本の2度買いも防げます。

 

最後に

電子書籍では、買った本は全て自分の指定した端末にダウンロードされますので、どんな本をいつ買ったのか、読んだのか読んでいないのかは、読んでいる本人以外にはわかりません。

これは、いろいろな面でメリットになると思います。

 

 *電子書籍のメリット・デメリットまとめ

tetuneco.hatenablog.com