差がつく読書 樋口裕一(角川oneテーマ21)
私は、本をたくさん読むことだけを、目標にしていたけど、
ああ、本を読んでどうなるんだろう?と、疑問に思うこともありました。
そこで、量的な目標もさることながら、
質的にも、読書を向上できないかなと思って購入した本です。
著者は、「実読」と「楽読」とを区別しています。
「実読」・・・何か行動に結び付けるために、情報や知識を得ようとして行う読書、
つまり何か役立てようとする読書
「楽読」・・・ただ楽しみのためだけに読む読書
この二つの読書に両方があってこそ、人生は豊かになる。
片方だけでは、情報を追いかけるだけの味気ない人生になるか、
それとも、浮世離れした趣味人で終わってしまう。両方がかみ合ってこそ、地に足をつけた上で、
深く考えることができ、情報をうまく生かすことができる。
この本では、実読と楽読に分けて読書法を解説しています。
目的意識をもって、本を手に取ることが大切なのですね。
また、この本では、読後感をまとめることすすめています。
簡単に紹介しますと、
① 本を買ったきっかけ
② 要約
③ 本から得たこと、面白いと思ったこと
④ 全体の評価
という感じでまとめるといいそうです。
実は、私はもともと、本ノートを書いていましたが、
この本を読んでからは、これを参考に書くようにしました。
そして、本ノートを参考に、この「りょうこの本日記」を書いています。
振り返ると、やや、実読に偏りがち??
いやいやいいんです、好きな本を、好きに読めばいいんです。
*私がこの本から学んだこと*
本を語るからには、あらゆる本に愛情を持つべきだと私は考えている。
そうしてこそ、本を批判する資格を持つと思う。
繰り返される読書術本購入クセ
*おすすめの読書術本あります