- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/05
- メディア: 文庫
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私は、文学作品と呼ばれるような本は、あまり読んでいない。
今になって、ときおり無理をして読んでいる。
無理やりにではあるが、
文学作品に分類されるであろう本を読んでみると、
読み継がれている作品だけに、
やはり、読んで美しく、酔いしれる世界が広がり、
いつまでも読み継がれてほしいなと思う本ばかりである。
それでもやっぱり、なかなか文学作品と呼ばれるような本には、
手が伸びない。
たぶん、重み、が違うのかなと思う。
さて、三島作品。
恥ずかしながら、これが2作品目である。
http://d.hatena.ne.jp/tetuneco/20100711
三島作品は、正に本を開くのが重々しい本だと思う。
なんというか、読む方にも覚悟がいると思うのだ。
そしてこの本。
いやな感じがする。
肉、色、金。。
見たくないものを見てしまい、見せたくないものまでさらす。
こうしていつしか
三島由紀夫その人を見てしまう気がする。
ああ
燃える金閣寺の炎は、どんな色をしていたのだろう。
*「金閣寺」は「新潮文庫の100冊 2016」に選ばれています
tetuneco.hatenablog.com
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