仕事ができる人の「段取り」の技術 西野浩輝
この本書いたのどんな人
著者は、
(株)リクルートに入社し、法人向け教育プログラムの営業および商品開発、マーケティング等の仕事を担当する。
その間、営業や新規事業提案等でMVPを含む数々の賞を獲得。
その後、世界最大の教育コンサルティング会社である、
アメリカン マネジメント アソシエーションにセールス・コンサルタントとしてスカウトされ、5年半在籍。 うち4年間トップ営業マンであり続けた。2003年に研修企画・運営会社である「マーキュリッチ有限会社(2006年株式会社化)」を設立。代表取締役に就任。
まさに、現在、プレゼンテーション、 営業スキル、ネゴシエーション(交渉力)などのテーマで、研修の講師やコンサルティングを行う、お仕事指導のプロ中のプロなのです。
内容は?
この本では、段取りを
時間当たりの成果を最大化し、
目標を最短ルートで達成するための
すべての計画と行動
と広い概念として捉えています。
仕事の全体像を捉え、最短ルートで達成する。
そんな理想的な仕事のやり方のヒントがこの本に詰まっています。
この本の内容は、会社での仕事を想定して書かれていますが、家庭生活において、家事と育児をこなす主婦の皆さんなどにも、応用できるように思います。
私の感想
段取り上手には、憧れます。
とはいえ、段取り上手には、ちょっと自信あったんです。
というのも、学生時代、家庭科の時間に4人一組位で調理実習をしたとき、作業分担をしきり、作りつつ片付けも行い、いつも、一番に調理を終えていたので、私って、段取り上手では?と思っていました。
今思うと、これは、ただの仕切り魔で、あまり関係ないかも?という気もしますが、それはさておき、料理というものは、段取りが命なのには間違いないと思います。
料理って、素材に火を入れると、もう待ったなしですから、それまでの段取りは、料理の仕上がりを左右するわけです。
その段取りたるや、下ごしらえから、調味料の準備、調理道具、食器などなど、料理の出来上がりまでを想定してきちんと準備しておくことが大切なんです。
むむ、今まで料理で実践していたことを、何で仕事に生かせていなかったんだろう・・・。
*この本を読んで実践していること*
よくあるTo-Doリストを作るようにしている。
特に、仕事がごたついて、「ああ、何からやりゃいいんだ」って時にこそ、やるべきことを書いてみると、以外になんでもないことが多いものです。