- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: 新書
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この本では、脳科学と宗教史から、
神は脳が創ったものであるということを前提として、
神の存在そのものを問うことで、
なぜ、脳が神を創らざるをえなかったのかを解き、
そこから、宗教から離れて自由になる方法までも解説する。
中には、1991年に「神は死んだ」とまで書かれていて面白い。
ところで私、
神様っているのか?なんて、
サンタクロースっているのか?なんてのと同じくらい、
本気で考えたことなどない。
だから、神は死んだよ、って言われても、
ああ、生きてたんだ、てな感じ。
たぶん、神はいると思えばいるだろうし、
いないと思えばいない、くらいのことなんだろうなと思う。
そうはいっても、神の存在そのものは否定できても、
存在することの、存在すると信じることの必要性みたいなものは、
否定できないんだろうなと思う。
だから、サンタクロースはいなんだって、
子どもが泣くまで懇々と諭すような、そういうまねはしたくないなぁ。
思い込みっていうか、信じるっていうか、
そういう思いって、人を支える力になると思うから。