ある時、趣味は読書という私に、
「本が好きって、一体何読んでるの?哲学書とか?」と
ずばり聞いてきた友人がいた。
どういう理由で哲学書を指定してきたのもかなり気になるが、
そこはあえて、聞かずにおいた。
そやつは、
「あんなふうにいろいろ考えてるだけで、生計を立ててるってすごいよね。」という。
確かに。
私が、
「哲学系の本を読んでるとさ、ああ、こんなことを本気で考え込んでいる人が私の他にもいるんだーって思うと安心するんだー。」
というと、友人は笑ってた。
哲学の本が好きな私だけど、内容が全部わかっているわけではないのが悲しい。
でも、哲学の本を読むときは、とにかく立ち止まってはいけない。
本を読んでいて、深みにはまり、自分を見失い、「あれ、今読んでいるの何の話だっけ?」などと思うと、もう前へは進めなくなる。
そして、わかろうとすることも、無駄と思うべし。とにかく前進あるのみ。
この本も、とにもかくにも読み進めた。そしたら、
ふと、無限を感じた・・・
気がして、とっても気持ちよくなったよ。
*おすすめの新書あります
tetuneco.hatenablog.com