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本を読んで社会をのぞき見

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素人探偵明智小五郎と黄金仮面の対決! コナンもいいけど小五郎もね!

小説 小説-ミステリー

 黄金仮面 江戸川乱歩(創元推理文庫)

 

この本書いた人どんな人

江戸川乱歩さんってどんな人って、これまでど考えたことはなかったのですが、この機会にWikipediaを覗いてみました。
大正から昭和期にかけて主に推理小説を得意とした小説家・推理作家である。また、戦後は推理小説専門の評論家としても健筆を揮った。実際に探偵として、岩井三郎探偵事務所(ミリオン資料サービス)に勤務していた経歴を持つ。
大正期から活動されていた方とは、知りませんでした。
しかも、実際に探偵業もされていたとは、驚きです。
探偵小説を書いているうちに、探偵さんになっちゃったのかな。
 
私が生まれた時には、もうすでにお亡くなりになった後だったのですが、同じ時代を生きたかったなぁと思う作家さんです。
 
 
内容は
言わずと知れた名探偵明智小五郎が大活躍する物語です。
 
今回の敵は、怪人二十面相ではありません。黄金仮面です。
 
金色の能面のような顔、口元には細い糸のような一筋の血。
黄金仮面が狙うは、大真珠、国宝の仏像、そして美しい娘大島不二子。
 
名探偵明智小五郎と黄金仮面がともに、獲物を奪い、奪い返して、それをさらにまた奪いと、騙し騙され、駆け引きはめまぐるしく展開していきます。
 
さてさて、黄金仮面の仮面の向こうは、一体どんな顔なのか?なーんて、結構早い段階でバラされちゃうんですが、それはそれで、嬉しい展開だったりします。
 
読んで楽しい活劇的作品です。
 
 
私の感想

ここのブログで度々書いているのですが、江戸川乱歩というと小学校の図書室を思い出します。

 

今回の敵、「黄金仮面」は、いかにも怪しく、いかにも悪いやつであり、それに対して素人探偵明智小五郎は、ちょっとキザで頭脳明晰な男というはっきりした設定で、子供にも読みやすい作品なので、私もきっと、子供の頃にこの作品を読んだのだろうなあと思います。

 

しかも、明智小五郎は変装の名手ときています。

神出鬼没の彼が、いつ、どの人となって現れるのか。

話の中頃で、一旦明智小五郎が死に、後に誰かに変装して登場するという、割と定番な設定も、それはそれで、水戸黄門の印籠的に、一つの演出として受け入れられているのでしょう。

 

それにしても楽しい。古臭い言葉遣いもそれはそれで、なんか楽しい。

それはきっと、私がこの本を小さい頃に読んで親しんでいたせいかもしれない。

 

今も、この本は小学校の図書室に置いてあるのかなぁ。

 

ペンネームの江戸川乱歩が、エドガー・アラン・ポーから由来すると知ってはいるが、エドガー・アラン・ポーは読んだことのない私。

 

今の小学生なら、江戸川コナンが、江戸川乱歩から由来すると知ってはいるが、江戸川乱歩は読んだことはないなんとことがないことを強く願います。