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『私の生活流儀』本多静六

私の生活流儀

私の生活流儀

この本では、

暮らし方、心の持ちようなど、著者の生活流儀が紹介されている。


このような生きていくためのハウツー本は、たくさんあって、

どの本にも似たようなことが書いてある。。


どの本にも書いてある似たようなことはきっと、

生きるうえでの基本的な心得なのだろう。


そして、多くの本に基本的な心得が繰り返し書かれているということは

基本的なことこそ、案外行い難いことを表しているのではないかな、と思う。


例えばこんなこと

世の中はままならぬものである

なんでもよろしい、それがいいことだと思ったら、ただちに実践にうつす

時間とともに物を粗末にしない

住居をできるだけ愛し、美化し、浄化し、強化して、いつまでも保存に堪えるように心掛けたい

この本を読んで、私は、遠くばかり、高いところばかりみていて、

生活にどうやらしっかりとした土台がないように思った。


生活をきちんとする、身の回りを整える、

そういった当たり前のことができなくて、なにが自立だ。

大いに反省したといいたいところだが、

そうだった、「いいことだと思ったら、すぐ実践にうつす」んだった。



というわけで、

この本で、私がいいなと思ったこと

自分が額に八の字を寄せて向かえば、世の中という鏡もまた自分にハの字を寄せて睨みかえす。
人間はまったく気の持ちようである。
何事にもみなあまりに深刻に考え過ぎないことだ。

を実行に移そう!!


深刻に考え過ぎないためには、どうすればいいのかを

考え過ぎてしまいそうな私であるが、

明日からは、スマイル スマイルで、ふわふわ生きていこう。。

笑って若やぐべし