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『組織を伸ばす人、潰す人』柴田励司

組織を伸ばす人、潰す人 社員の「成長スイッチ」をONにするリーダーの条件

組織を伸ばす人、潰す人 社員の「成長スイッチ」をONにするリーダーの条件

この本は、もうかれこれ2年近く前に読み始めて、

しばらくしてベット脇に放置され、しまいには本棚にしまい込んでいたものを、

ようやく再び読んでみるかと、本棚から救出したものである。



今となっては、何故、この本が読み終えられることなく、

本棚にしまわれてしまうこととなったのか、

当の本人が思い出せもしない有様だ。



思い返せば、この本に手を伸ばした頃、

この他にも、チーム力とか女子の仕事の仕方だとか、

そういう本を読んでいたような、そんな気がする・・・。


たぶん、

チームで外回りすることになり、それなりに私も悩んでいた時期だったと思うし、

いい仕事をしたいという思いの表れだったと思う。。


で、なーんでこの本は最後まで読まれなかったのか。ううむ。


思うに、このタイトルにある「組織」なる文言に、その秘密があるのではなかろうか。


当時の私は、女子という立場とか、チームという集まりとか

そういった小さい単位における自分の役割を考えることはできても、

「組織」という大きな単位での自分の役割など想像もつかず、

この本から何かを得るというところまで、到達できなかったのではなかろうか。



さてと、ではなぜ、私はこの本を再び、今読む気になったのか。

それはやはり、今またチームでの仕事をしているからであり、

上司から、

「いずれ課長になったときのことを考えて仕事をするように。」

と言われたことにもある。と思う。



そして、今この本を読んでみると、

2年ほど前の私には、想像もしなかった役割をも、

今の私には、おぼろげながら考えることができるようだ。


ちょっとは成長してるんちゃう?私?


とはいえ、それは想像の世界で、である。


現実にそんな日が来るとも思えないが、私には夢がある。

そのためには、課長もやらざるを得ないともいえる。


組織のリーダーたるもの、一人ひとりの「志」を覚醒させ、

相互が確認できるような場づくりに自分の時間を投資すべきです。


今の私に何ができる?私の成すべき役割は?


自分をもっと磨いて、チームにいい風を送り込む。

同じくらい後輩を磨いて、強いチームにする。

かな。。。



この人と仕事してよかったって、思ってもらえるようになりたいな。


そして、

明らかに落ち込んでいるリーダーの取り扱いというのは難しい

とのこと。


チームに、送り込む風が湿っぽくならないように、

明日からも、ほわほわ笑顔でがんばりますかな。。