- 作者: 樋口裕一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/07
- メディア: 新書
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このところ議論を中心とする会議に参加する機会が増えた。
皆の発言を聞いていると、的外れなことを言ってる人が多い。
話の争点から逸れて、外へ外へと進めていき、
最後に、「ま、これは余談ですけど。」なんていう。
時間の無駄やねん!!と言いたい。
的外れな質問というのは、ほとんどの場合、
発言内容を理解しようとするのではなく、
質問にかこつけて自分の意見を言おうとしたり、
自分の考えで相手の発言を歪めて捉えている場合が多い。
真摯に発言を理解するための質問であれば、
誰も不愉快には思わないはずだ。
誰だって、自分の意見をいいたい。
そのことに全神経を注ぐあまり、人の話を聞いていない人が多い。
正確には、相手の発言を自分が発言するためのきっかけ
にするためだけに聞いて、
相手の発言内容の意味をしっかり受け止めていないのだ。
会話ってキャッチポールだってよく言うけど、
自分がボールを投げるためには、
まずはしっかり受け止めることから始めないとね。
かくいう私も、人の話を聞けない人でした。
今は、多少はきちんと聞けるよう、努力しているつもりです。
具体的には、発言者が何を意図して話しているのか、
言葉以外に発言者の内心にも気をつけるようにしています。
人の話をしっかり受け止めず、自分の言いたいことばっかりいう。
こういうことこそホントのKYなんじゃないかな。
著者のこの本も読んでいます↓
http://d.hatena.ne.jp/tetuneco/20090514
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これらの本も読んでます⇒