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ダムの魅力がいっぱい!ダム好きさん集まれ〜

ダムの科学 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る(サイエンス・アイ新書)一般社団法人 ダム工学会 

 

この本書いたのどんな人

この本は、ダムの研究員で構成されたダム工学会によって書かれています。ホームページを探してみたら、インターネット初期を彷彿とさせる手作り感あるホームページがありました。

こちらです↓

一般社団法人ダム工学会のホームページです

 ダムの写真があるわけでなく、組織図なんかがあるだけだなぁーと思ったら、一般ファン向けのページで、綺麗な写真やダムカードの情報もありました。

こちらです↓

一般社団法人ダム工学会

ダムの専門家集団が、ダムについて知ってもらおうと書いたのが本書なのです。

 

内容

この本では、 ダムの種類、関連用語、効果、世界のダムの歴史、技術者などな、ダムに関する基礎知識から、ダムの最先端技術や、これからのダムのかたちまで、幅広くダムに関する知識が詰め込まれています。

もちろん、難しい構造などの話は専門的な難しいことも書かれていますが、写真や図解による解説も多く、楽しく読み進めながら、知識を深めることができます。

 

私の感想

 
ダム本、久しぶりに萌えた。
私のランニングコースに小さなダムがあり、両側の山の合間に大きな壁が、水を貯めている。いつも静かで、ダムの上から見る風景がとても好きだ。もともと建築物が好きで、人が造ったものとしてダムも好きだったけど、何も知らなかった。
 
とにかくどのページも、ダムの基礎知識と基本的な用語の説明、ダムの役割、役割ごとのダムの形状、歴史、世界のダム、世界のダムの設計者、もちろん世界のダムの写真などなど、初めて知ることばかり。
この本を読めば読むほど、ダムの様々な技術もさることながら、たくさんの人の支えで、あの大きな堂々たる姿を維持しているかと思うと、ますますその魅力に取りつかれてしまった。
 
「アムステルダムには、もともとダムがあった」との、まさかの豆知識も織り交ぜてあったりして楽しい。
2007年から日本のダム協会で始められた試みとして、ダムの訪問者にダムの写真とそのダム特有の情報を入れた「ダムカード」が配っているそうだ。
ダムカードが欲しい。本気で。
 

 

 

 ダムの科学 知られざる超巨大建造物の秘密に迫る(サイエンス・アイ新書)一般社団法人 ダム工学会 

 

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