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本を読んで社会をのぞき見

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地図に訊け! 返事はないと思うけど、あなたの知らない地図の楽しみが見つかるよ

教養 教養-教養・新書

地図に訊け!山岡光治

地図に訊け! (ちくま新書)

地図に訊け! (ちくま新書)


この本を読んで、小学生のころ、授業で地図を見たりしたことを思い出した。

その授業のほとんどが、

記号がどうとか、等高線がどうとか、地図の見方、読み方を知ることに注がれていた。

地図に書きこまれた情報を読み取る力を養う授業だ。

生きていく上で、必要なことなんだろうけれども、そこまでそそられもしない授業だった。

今となっては、手のひらに収まるスマホ上に、地図が表示され、

目的地までの案内すらしてくれるというのだから。

地図の見方など、もはや一部の人のための知識なのかもしれない。


さて、この本では、長年地図作りに携わった著者が、

第一章 地図の楽しみ
第二章 地図作りのなぜ
第三章 地図表現の秘密
第四章 地図情報は正確か
第五章 地図作りの現場から
第六章 地図にはアイデアがいっぱい

の順で、地図の面白さを存分に語ってくれる。


授業なんかでは到底教えてくれない、意外なこともたくさん書かれていて、
うふふ、楽しい。

雑学をこよなく愛する私にはたまらない情報ばかりだ。

なんといっても、この本は、著者の地図への愛が感じられて、ホントにいい。
こういう愛のある本好きだな、私。
(新書は、こういう偏愛的?な本が多くてよい。)


私は、正直、地図を読むことはちょっと苦手。

ていうか、地図があってもなくても、なんとなくこっちの方角だろう、
といった感覚で行動してしまうことの方が多い。

たぶん、私は地図をあんまりちゃんと見ていない。


この本を読んで、もうちょっと地図を作ってくれた人の地図愛?を感じつつ、
もっと地図を頼りにしたいなと思う。

地図は誰かを案内するためにあるのだからねー。