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一冊の手帳で夢は必ずかなう と著者は言う。信じるものは救われるのか

一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法 熊谷正寿

現在、この手の本はたくさんありますね。

夢をかなえる方法の一つ、それは、手帳に書くことです。
手帳に自分の夢を書きこむのです。
将来の目的、やりたいこと、人生の計画、すべて手帳に書き込むのです。
そして、その手帳を常に持ち歩くのです。

うむ。
タイトルからだいたい想像できる内容。

しかし、この「手帳に書くこと」こそ意味があるようです。
簡単だけど、やるとなるとけっこう恥ずかしい作業です。

「やりたいことリスト」を作るときは、誰に見せるわけでもありませんから、
「分」など考えずに自由に発想することが重要です。
実現と乖離しているからこそ夢であり、その乖離を埋めるところに生きる喜びが存在するはずです。

私は、この本を以前から知っていたが、手に取ることはなかった。
読み終えて、それがなぜだかわかった。

夢を明確に示すことは、
その夢と現在の自分の差を私にはっきりと見せることになる。

私は、現在の私を客観的にみるのが怖かったのではないだろうか。

目標を立て、それとの差ときちんと向き合わねば・・。

というわけで、いつものとおり、本に触発されて手帳作っちゃいましたー。
名づけて「夢シート」。
この本で紹介されている「夢ピラミッド」加工して作ったものです。

「やりたいことリスト」でリストアップした夢を、
「夢・ピラミッド」の各セクションに振り分けます。
セクションは、「健康」「教養・知識」「心・精神」「社会・仕事」「プライベート・家庭」「経済・モノ・お金」の六つです。

これを単に一覧表にしたものを「夢シート」と私は呼んでいます。
そして、これをもとに「夢年表」を作成します。
これは、この本で「未来年表」と同じものです。

手帳に恥ずかしげもなく書いて、そうして、具体的に現実化させていく

この作業の中で、なぜだかやれそうな気がしてくる、
恥ずかしくもなんともなくなる、ような気がする。。

恥ずかしげもなく夢を追う力ほど、強いものはないんじゃないだろうか?