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脳を活かす! ん?生かされているのはどっちだ?脳なのか私なのか?それはいい、とにかく読め!

脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)

脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)

著者曰く

私は、一日が48時間になるように心がけています。

え?どゆこと?なになに?
なかなか気を引くセリフ。

どうすれば、24時間が倍になるのでしょうか?
それには、


時間を効果的に攻略するには、自分の身体、とりわけ脳を攻略しなければならない

のだそうです。

【時間攻略の方程式】
1日の実質的な時間=(24時間ー睡眠時間ー無駄な時間)×脳の活性度

うむむむむ。なにこの式??


時間を有効に使うことを、あれこれいう本は数あれど、

著者は、

脳の活性度という謎の要素を取り込み、

有効な(?)時間数当たりの仕事量(?)をあげることで、

1日の実質的な時間を増やすという。

なかなかのアイデアマンだね。



そんな個性的な著者のアイデアの中から、

私が実践できそうなものをピックアップしてみましたー。

‘攻めの伸び’は立ち上がった上で、両手を思いっきり天に突き上げるような勢いで行うべきです。

私が、今、実践しているのは、生活の中で何か数字に出会ったら、それを、いろいろ計算してみることです。

分野が異なれば、脳の中で使う部位も異なります。同じ分野の学習を続けるよりも、違った分野の勉強をはさんだ方がリフレッシュ効率は格段に上がるのです。


このほかにも、本の読み方について、

無駄な部分を読んでしまった場合、時間的な浪費のほうがダメージははるかに大きい。

本の値段は、あなたの時給よりはるかに安いはずです。本の代金を惜しむよりは、あなたの時間が持つ経済的な価値を惜しむべき

よくある、本は全部読まなくていいでしょ理論も、時給に換算です。。。


最後に、

私は、この本のタイトルを、時間活用ではなく、あえて時間攻略法としました。
それは、時間を自分の意志でコントロールすべきだという問題意識を明確にしたかった。

いろいろ書いてあったけど、
この本で、著者が言いたかったことは、ここだけなのかも。

時間は、自分の意思で、自分のために使う。

時間にコントロールされるのではなく、自分で自分の時間をコントロールする。


すんごい、気合い入れたら、できるかも・・・と思う。