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ひと月百冊読み、三百枚書く 読書によるインプットからアウトプットまでの本

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 福田和也


何のために本を読んでいるのか。
それを私に聞く人は、少ない。
私は、読むこと自体が好きなのではなく、
そこから何かを得ることが楽しいのだ。
それが楽しくて、本を読んでいる。
だから、私にとって、本を読むということには、
本を選ぶことから始まり、
読み終えた後、抜き書きをし、
うまくいけば、自分の中に取り入れてみたりするところまで含まれている。
とはいえ、本を読むための時間が無限にあるわけでなく、
より効率よく、楽しく読む方法が必要となる。

「効率的に読む」場合にもっとも肝心なことは、
本を選ぶという段階にあるからです。
読む時間がいくら短縮できても、役に立たない本を読んでいたのではなにもならない。
その時間はほぼ無駄になってしまう。
逆に、多少に読むのにてこずったとしても、
自分に役立つ本に費やすのであれば、それは有益だということになります。

私は現在、月平均10冊を読む。
したがって、月10冊の本を購入しなければいけないのだが、
この「本を選ぶ」という作業がなかなか難しく、
自分に有益な本を手にすることは、至難の業なのである。


だから、思いつきで本を買い、有益かどうか
よくわからない本も多々読んでいる。
どんな本も、これも出会いだと思うようにしている。

私にとって、本は社会につながる窓なのだ。


ちょっと耳が痛いことばだけど、

テレビで暇をつぶしているには、人生はあまりに短い

と、著者はいう。
そうだ。人生は短い。

とはいえ、ああ、私はどこまで行けばいいんだろう。

追記

著者の本は、こんな本も読んでいます。
tetuneco.hatenablog.com