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悪の読書術 あえて読む 自分のために読む 

悪の読書術 福田和也


読書という作業は、えてして一人きりの作業であり、
だだ、書を手に取り読むというだけの作業でありながら、
そこには、ただ読むだけではなく、よりよく読むための技術がある。


早く読むには?
ほかの人はどう読んでいるんだろ?
本はどう選べばいいの?
読書したことを有効に活用するには?
などなど、単に読書術本のテーマは多岐にわたる。


この本はというと、そもそも読書にはまっている人にお勧めの本だ。
「なんとなく読んでいる」から一歩進んで、

あなたにフィットする本、あなたをよく見せる本、
あなたを本当に向上させる本という本は何なのか、
少し考えてみてもいいのではないのでしょうか。

ということを提案している。


どのように読むかよりも、
何を意識して読むかを提案する本である。


好きに読めばいいじゃないかと思うが、
美人薄命とはよく言ったもので、
短い人生、
いい本といい人生を送りたい
いい本といい時間を過ごしたい


さて、私の読書に対する第一のモットーは、
「本は迷わず買う」だ。


よい本があると聞けば買い、本屋で目(?)があっては買い、
タイトルに惹かれて買い、本のリストが付いた本を買ってそこから大人買いし、
また、なんとなく買う。

そうでもしないと自分の世界から、私は出られないと思うから。

それにしても、なんだろう、この本に対する私の間口の広さは!!

日常世界への間口の狭さからすると、驚愕に値する。ホント

あなたも悪の読書に引き込まれてみませんか。

*おすすめの読書術本あります