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新子さんの川柳に 女に生まれてよかったと思う

小説 小説-エッセイ

 言葉をください 新子の川柳エッセイ 時実新子 (文春文庫)

言葉をください 新子の川柳エッセイ (文春文庫)

言葉をください 新子の川柳エッセイ (文春文庫)

 

 

この本書いた人どんな人

 この本の著者は、川柳作家であり、エッセイストです。
彼女の川柳は、女性の情念を率直に、かつ、激しく表現したものが多い。その作風から川柳界の与謝野晶子と呼ばれた。また、渡辺美輪ら後進の育成にも力を注いだ。
 川柳大学として、作品の掲載と後進の育成は、著者が亡くなられた今も続いています↓
情熱的な川柳を書かれる方で、私の大好きな川柳作家さんです。
 

 

内容は

この本は、新子さんの日常を綴った『新子つれづれ』という本の50話にエッセイ21話を加えて、71話を文庫としてまとめたものです。
もちろん、新子さんの川柳がところどころに織り交ぜて書かれています。
 
この本を読めば、 新子さんの目に映る日常を、小さな一つ一つの言葉の連なりから感じとることができますし、日常を鋭く切り取った川柳を思う存分味わうこともできます。
素敵な1冊です。
 

私の感想

 

もうずいぶん昔になるけれど、恋愛関連本の集中読書期間と称して、恋愛本を読み漁っていた頃があった。

 

その当時、連城三紀彦、藤堂志津子などを読んでいた気がする。濃いめの恋愛本に混ざって、その頃買ったのが、新子さんの「有夫恋」でした。

このタイトル、夫ある女の恋、という意味なんですよね。刺激的で、密度の濃い恋の本でした。

 それ以来、何冊も買っては捨てたけれど、この「有夫恋」だけはずっと手元に残っていて、今も私の大好きな時実新子さん。

 

久しぶりにAmazonをさまよっていて、Kindle化されたこの「言葉をください」を見つけて、衝動買いしてしまった。

 

本を開くと、そこにはやっぱり新子さんが集めたキラキラとした言葉たちが、日常を刻みエッセイとなり、そして、一瞬のきらめきが川柳となって鋭く日常を切り出す。

 

この本で私が一番好きな川柳はこれかな

 

十人の男を呑んで九人吐く

 

 実際には、○人の男を呑んで○人はいてるわけだけど、そこのところはまだまだ不確定要素が含まれているので・・・とか。

 

やっぱり新子さん最高!

 

 

* おすすめの本リストあります 

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