「意識の量」を増やせ! 齋藤孝
「意識の量」って、なんかイメージしにくいなぁ。
と思いながら読み始めたこの本。
最後まで、なんとなく分かったような分からないような感じで、
それは私の意識レベルが低すぎるのか、意識が閉じてるのか・・・
その原因はわからなかった。
この本では、
意識の量を増やすとは、個性や能力を自分勝手に増強することではない。
求められていることを的確に理解し自分の役割の中で最大限に力を発揮できる人。
社会の一員として、まっとうに力強く生きていける人。
そんな「できる人」になるために必要なのが、
意識の量を十分にもっていること、なのである。
意識の量は、社会力だ。
いつごろだったかなぁ。
私って、ほとんど無意識の中で生きてるなぁって、思ったことがあった。
どこにいても、何をしてても、
すーっと自分の世界に入り込んでしまって、現実社会では、ほとんど無意識状態に。。。
だめだなぁって思っても、そこで止まってた。
このを読んで、ほとんど無意識状態であることは、
私の社会力の低さと直結してるなんて考えもしなかった。
著者いわく、
そもそも人柄と思われているもののかなりの部分が、気配りできる意識のことだ。
意識の量が増えれば、まわりも見え、人柄もよいという印象を与える。
のだそうだ。
人柄がいいとか、まあどうでもいいけど(よくもないけど。)、
気配りはしていたいなぁ、と思う。
何かに(誰かに)意識を向けることが、その一歩になるのなら、
案外簡単なのかもしれないな。