先日、坪井賢一ダイヤモンド社論説委員による「ネット書店と古本屋で本の選択眼を鍛えるわざ」という記事が掲載されていましたので、その紹介と私のネット書店の活用の方法について御紹介します。
詳しくはこちら↓
こちらの記事では、
自己を確認しておくためには、まず複数のネット書店を検索することだ。なるべくざっくりしたキーワードがいい。検索結果が多すぎたら、キーワードを加えて減らす。それでも、次から次へと無限に出てくるのでおぼれてしまう。そこで、リアル書店の店頭歩きのように、10分、せいぜい20分以内でやめておくほうが脳の健康のためにはいい。
(ネット書店と古本屋で本の選択眼を鍛えるワザ|通勤通学スーパー読書術|ダイヤモンド・オンラインより)
とまあ、結局、リアル書店と変わらず、なんとなく本棚を見て回る感じで、ネットで検索するといいみたいです。
でも、私が思うに、「何か読みたいなぁ、いい本に出会いたいなぁ」という時に、何かしらのキーワードで検索するというのは、結構できそうでできないことのような気がします。
何か読みたい本が決まっていないからこそ、困っているわけで、そんな時に、何かキーワードを入れろと言われてもどうしたらいいんだいという感じがします。
まずAmazon様からのおすすめには頼るな
Amazon様で本の検索機能を使うと、推薦図書がずらずらと表示されます。
記事にも書かれていますが、Amazon様からの推薦には手をつけず自力で探した方が良いでしょう。
その理由は、どういう理由でおすすめされているのかよく分からないということです。
仮に、おすすめの理由が、私がこれまでに買った本と類する本ということなら、同じような本ばかり読んではせっかくの時間がもったいないので、いろんな本を勧めてほしい。
また、同じ本を買った他の人が買っている本をおすすめしているのであれば、他の人の買った本など勧めないでほしい。
というわけで、とにかく私のことをよく知りもしないで本を勧めてくれるな!という全くの天邪鬼な理由で、Amazon様からのおすすめには断固従わないtetunecoなのです。
(とはいえ、Kindle日替わりセールは買って読むんだけどね↓↓)
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で、どうするのだ。
書評に頼る
いくらネットをフラフラしても、なかなかこれぞという本に出会うことができないと思います。
Amazon様に覗きに行っても、どこぞの誰かの書いたコメントを読んだりして時間ばかりが過ぎていくだけですので、ネット書店には、自分が欲しい本を決めた上で買うべきです。
でどうするか、というと私は、書評に頼っています。
書評集を読む
好きな作家や評論家の書評集を読んで楽しんだ後、その書評集の中から読みたい本をリスト化しておいて、ネットでまとめ買いをしています。
小泉今日子さんの書評集も話題になりました。意外な人が書評集を出されていますので、探してみるといいと思います。
私がおすすめするのは、
読書初心者なら、「読書力」こちらの本の最後には、読むべき本の一覧が付いています。私もここから読書を積極的に始めました。
読書力 (岩波新書) 齋藤 孝 岩波書店 2002-09-20 売り上げランキング : 9037
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好きな作家さんでいうと、「心と響き合う読書案内」がおすすめです。この本自体が優しい読み物のようです。
心と響き合う読書案内 (PHP新書) 小川 洋子 PHP研究所 2009-02-14 売り上げランキング : 89042
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などなどです。
*私のおすすめ書評集はこちら
ブログを読む
全くの手前味噌になりますが、私も本の感想をブログに書いておりますが、私のブログは本をおすすめするというより、自分の思いばっかり書いているのであんまり参考になりませんが、気に入った書評ブロガーさんのブログをチェックして、読みたい本を見つけます。
読書メーターを活用する
私は、本の管理と記録のために読書メーターというサイトを利用しています。
こちらです↓
本好きの方なら何かしらこういった、本のログ用のサイトを利用されているのではないかと思います。
私が利用している読書メーターでは、本好きばかりがたむろして、ゆるーい会話をつぶやいております。
読書メーターでは、本のつぶやきもときどき(ときどきかい!)もありますし、これまでに読んだ著者の他、登録した著者の新刊も簡単にチェックできます。
本好きの仲間が読んだ本の中から読みたい本を探すのも楽しいです。
まとめ
ネット書店では、リアル書店と違い、なんとなく探すという行為は時間の無駄を意味します。
ネット書店では、どの本を買うかを先に決めておくことが大切だと思います。
結局のところ、私は、ベストセラーなど、皆んなが買っている本ではなく、あの人が読んでいる本だから読みたいという理由で買っています。
私のサイトが、誰かにとって、本当の出会いのきっかけになってくれているといいなあと思っています。
*リアル書店での本を選ぶ方法はこちら↓