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シンギュラリティを超えて生き残る企業と人の条件とは

 シンギュラリティ・ビジネスAI時代に勝ち残る企業と人の条件 斎藤和紀(幻冬舎新書)

 

この本書いたのどんな人

この本を書いたのは、エクスポネンシャル・ジャパンの共同代表を務めるお方です。

多分、著者を含むエクスポネンシャル・ジャパンのメンバーは、今日本で一番未来を歩いている人たちなんじゃないかな、と思う。団体のサイトを見つけたけど、めちゃくちゃ未来的で、席を行き過ぎていて、ちょっと妄想のようにも見える。

しかし、2045年のシンギュラリティに向けて、ワクワクしながら活動している様は、とにかくこちらもワクワクしてくる。

気になる方はこちらを↓

www.exponential.jp

 

 

内容 

「シンギュラリティ」には「特異点」という意味しかありませんでしたが、今や、「新ギュライリティ」といえば、「テクノロジカル・シンギュラリティ」である「技術的特異点」という意味で用いられています。

そして、この「シンギュラリティ」はそう遠くない2045年に迎えるとされています。

その時、何が起き、我々の社会はどうなっていくのかについて、今予測されていることを解説するのが本書です。

 

 

私の感想

 

シンギュラリティなど来ない。AIが人間の取って代わるような時代は来ないと考える人もいるようだが、私は、近い将来シンギュラリティを体験することができると考えている。

この考えには、もともと私がSF好きであることも影響しているのかもしれないが、心から、そうあって欲しいという期待している。 

 

そして、この本を読んでから、ますますシンギュラリティを迎えた近未来に思いを馳せ、例えば、AIが広く世界に浸透した後の私たちの生活はどうなっているのかと、想像することが多くなった。

 

 今、私がしているこの仕事は、5年後にも存在しているだろうか。

5年後、私の仕事のうち何が残り、どんな働き方をしているだろう。

今、私が考えていることは、5年後にはコンピューターが行うのだろうか。

10年後、人間の私に、一体何ができるのだろうか。

 

そんなふうに考えていくと、私の人としての役割や、人間らしさとは何かを考えることになる。

 

この本では、シンギュラリティを迎える時には、働き方も大きく変わっているだろうが、そこで求められる人間としての役割を果たすためにどうしたらいいのか、ビジネスを中心に未来を予測している。  

 

私は、変化を生み出す者、変化に対応できる者、そして、揺るがぬ人間性を磨いた者が生き残るような気がしている。

 

 

 

 

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