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本を読んで社会をのぞき見

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発生生物学に学ぶ 私たちの始まりの物語

新しい発生生物学ー生命の神秘が集約された「発生」の驚異 浅島誠、木下桂(ブルーバックス) 

  

この本書いたのどんな人

木下桂さんと浅島誠さんとのお二人によるもののようです。

浅島誠さんは、発生生物学を専門とする東京大学の名誉教授。

お二人とも、発生生物学の専門家です、

 

内容

この本では、生物の「発生」を

卵や精子から成体になるまで、そして年をとって死ぬまでの過程のことをいい

生き物の一生のすべてを捉えています。

小さな卵から体か作られるまで、細胞分化のメカニズムや、体作りのルール、各器官のパターンへの誘導、そして、ガンと老化、最後に再生医学についても触れられています。

 

書きぶりは、化学の教科書ような感じなので、この本を読んでいると淡々と勉強しているような感じがします。

少々、愛想がない感じもしますが、時折、質問に答えるコーナーがあります。

お楽しみもありますので、なんとか最後まで読み終えることができました。

 

 

私の感想

「自分探し」というのは、いくつになっても私の好きなテーマの一つでもあります。

とはいえ、自分なんてどこ探したって、これといった答えを見つけることができないこともよくわかっています。

今となっては、考えても仕方のないことは、極力考えるのをやめて、化学の側面から自分という物体を眺めてみたりするようになりました。

 

そんなわけで、生物関連の本は、私にとっては「自分探し」の一つでもあるのです。

 

この本では、卵が分化し、一つが二つに、二つが四つにと、どんどん分化していくうちに、やがて一部が体幹となり、一方が頭になって、左右が作られていくというように、どのようにして私たちの体が形作られていくのかを、とことん化学的に解説してくれます。

 

化学が見せる私たちの生命の神秘は、小さな一つ一つの偶然というか必然の上に、私があることを知らしめてくれます。

  

私も所詮はただの生物。

わからないことばかりに目を向けず、化学的に解明されていることとにも目を向けて、後は、細胞分裂に任せて、成るように成るくらいが、楽に生きれていいのかな。

 

 

 

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