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本を読んで社会をのぞき見

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一万円起業 始めなくては始まらない マイクロビジネススタートのための勇気の書

 一万円起業 クリス・ギレボー、本田直之

1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

 

 この本は、監訳者である本田直之さんの言葉を借りると

 まとまった資金のいらないお金の稼ぎ方を、1500人もの対象者に数年がかりで徹底リサーチし、そのエッセンスえお丁寧にニュアル化した

 ものです。

 

著者曰く

夢を実現させ、心底好きなことをして豊かな生活を送る方法を見つけた人たちの考え方と実践を紹介し、あなたにもその仲間入りをして貰いたいのだ。

そうだ。

 

また、この本では、たくさんの成功例とともに、ちゃんとしたビジネスのヒントも書かれている。

 

たとえば、マイクロビジネスがうまくいく「たった3つのルール」として、

ルール①「共通部分を探す」

共通部分とは、あなたが好きなことや得意なこと(その両方を兼ね備えていればいちばんいい)と、他人の興味が重なる部分だ。

 

ルール②スキルを転用する

本書に登場するプロジェクトの多くは、必ずしもそのために最もよく使われるスキルの持ち主ではなく、関連した別のスキルの持ち主が始めたものだ。 

 

ルール③「魔法の薬」

最初の2つのルールをまとめると、マイクロビジネスを誕生させる計算式が見えてくる。

情熱やスキル + 有用性 =成功 

 

ルール③はなんかよくわかんないんだけども、ルール①、②は確かにという感じもする。

このように、マイクロビジネスを成功させるヒントが書かれているものの、少々ざっくりしていて、あとはあなたのアイデア次第という感じなのだ。

 

その上、この本は、成功例だけが書いてあり、その余の数多あるであろう起業の失敗例や挫折例は書かれていない。

 

それじゃあなんだか、いいとこ取りじゃないかという気もするが、もしかすると、成功する人というのは、失敗・挫折した例を集めでうじうじする、二の足を踏むということをしない人なのかもしれない。

 

あるいは、成功する人は、失敗も乗り越え、挫折することなく突き進み、それも成功へのプロセスと捉えているのかもしれない。

 

確かにこの本は、成功例だけを並べ、成功へのヒントを与える書にすぎない。

 

しかし、宝くじも買わなきゃ当たらないというように、起業もしないと成功しないわけで、何かをしようというときに、成功例をモデルとするのは当然のことのように思う。

自ら成功例となるべく動き出すための勇気も得られる!

 

そういう意味では、たくさんの成功モデルが凝縮された本書は、良書と言えるだろう。

 

 

1万円起業 文庫版――片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

1万円起業 文庫版――片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法