脳には妙なクセがある 作者: 池谷裕二
ついつい買ってしまうのが、池谷さんの本。
そしていつも、なにかしらの発見があって、
私が、新しい私になるヒントをくれる。
この本は、26の脳にまつわるエッセイから成り立っている。
楽しい。
難しそうでいて、なぜかほっこりしちゃう本だ。
今回、私のヒントとなってくれたのは、
「脳は妙に不自由が心地よい ヒトは自分のことを自分では決して知りえない」
のパートにあったの、コレ↓
「頭がよい」という表現には多義性がありますから、
その定義を一概に論じるのはむずかしいのですが、
私は、頭のよさを「反射が的確であること」と解釈しています。
その場その場に応じて適切な行動ができることです。
なるほど、反射、か。
このところの私はちょっと、入力に偏りがちになってた。
受けて返す。の間に、なんか飲み込むみたいな作業が入って
返すことをおろそかにしてた。
そして、的確。これだね。
私の場合、まぐれ当たり待ちというか、的確性にばらつきが多い。
おまけに、不的確な場合の、不的確さが半端ない!!
著者曰く、
人の成長は「反射力を鍛える」という一点に集約されるのです。
そして、反射を的確なものにするためには、よい経験をすることしかありません。
だからこそ私は、よい経験を積んで、よい「反射」をすることに専念する生き方を提案しているのです。
これが脳を最大限に活用するための一番の近道なのだと確信しているからです。
よい経験をしたら、あとは脳の自動的な反射に任せておくだけーー
これほど前向きで、健全な生き方がほかにあるでしょうか。
理論的には、わかった。と思う。
「よい経験」とな!
経験のむずかしいところは、一人ではできないところだ。
しかも、「よい経験」とな!
新しい、今日からの私は、
よい経験をたくさんする。
私は、人との経験は乏しいし、慣れないので、その分本を読もう。
たくさんの経験ができない分、たくさんの本を読もう。
だけど、本だと、時間が掛かる。
一度にたくさん読めないし、良い本に当たる確率もまあまあ低い。
でも、いーのいいのゆっくりで。
おかげで、私の反射までも、ゆっくりかもかも。
あれ?あたらしくなってない??
追記
著者の本は、こんな本も読んでいます。
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