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本を読んで社会をのぞき見

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『内臓とこころ』三木成夫

教養 教養-教養・新書

内臓とこころ (河出文庫)

内臓とこころ (河出文庫)


こころはどこにあると思いますか?

1 心臓  2 脳  3 その他(  )

先日受けた講義で、ちょうどこんな質問があった。


あなたならどう答えますか?


私は、というと、3を選んで、

どこにもない、あるいは、私の身体のすべて と書いた。


そもそもこの問題には、こころをどう捉えるかが大きく関わっている。


数年前から、例えば指さき一つにしても、

私のこころなんじゃないかな、って思うようになっていて、

だから、こんな答えになった。


この本では、タイトルにあるとおり、

内臓、本文では、「はらわた」からくる感覚がこころを形成していると説く。

内臓からくる感覚が、私の気分を作りだすというのかな、

私が読んだ感じでは。


私の思うこころに、どことなく近いものを感じた。



そして、こころとは何だろうという問いは、

私とは何だろうという問いにどこまでも近くて、


この先もたぶん、

こころとは、これだ!って答えは出ないんだろう

と思うし、こころを探す学問には終わりなないだろうとも思った。


ときには、

こういう本を読んで、こころとは何かと、考えをめぐらせるのもいいだろう。