dokusyo

本を読んで社会をのぞき見

読書記録・本のおすすめ・その他もろもろ

『理想の上司は、なぜ苦しいのか』樋口弘和



この本は、

管理職に求められる役割を整理し、

理想の上司になるにはどうすればいいのか、

を解説する本である。


そして、著者は、

管理職は苦しい、

だが、管理職に臆せず、

自分自身の成長の絶好の機会と捉えて、是非挑戦してほしい。

と、読者にエールを送る。


なかなか熱い本なのである。


そして、著者いわく

一般スタッフが「強みを生かす」、管理職が「弱みと向きあう」役割

なんだそうな。


確かに。


この数カ月、私は、自分の弱みを見せまいと、

かなり無理のある張りぼてに身を包んで、頑張ってきたけど、

いつしか張りぼてはボロボロに・・・。

弱みと向き合い、これまでの自分を乗り越えていくことで、

破れた張りぼての中から、一皮むけた私が登場するような気がしている。



上司に理想なんて、私にはないけど、

一皮むけたら、いつか

楽しく仕事のできる、そういう暖かい空気を持って、

周囲を包める上司になりたいなぁと思います。