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本を読んで社会をのぞき見

読書記録・本のおすすめ・その他もろもろ

『注文の多い料理店』宮沢賢治

小説 小説-物語

注文の多い料理店 (新潮文庫)

注文の多い料理店 (新潮文庫)


この人にもっと早く出合えていれば、

なんて、タラレバな思い多々あれど、

この本にもっと早く出合えて入ればなんて、

そんなタラレバもよくあることである。



寝ぼけた頭の朝や疲れ果てた帰りの通勤電車で読むと、

宮沢賢治の世界を、曇らせてしまうように思う。

なぜもっと早く、読んでおかなかったのか。

学生時代に読んでいたら、もっと、豊かな世界が広がっただろうに。

と思えてならない。



とはいえ、人生は一度きり、本との出会いもまた、

やり直しなどないわけで、

やっぱり、その一度きりの出会いで手に取った本を、

このときとばかりに、読むしかない。



今となっては、この本は、

私の心の曇り具合を私自信に知らしめ、

大人になった自分との対面をするために、

今私のところに来た本なのだろう。