- 作者: 内村鑑三,鈴木範久
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1995/07/17
- メディア: 文庫
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この本は、内村鑑三が日本の文化・思想を
西欧社会に伝えるべく英語で書かれた本を、
和約したものです。
著者が、「代表的日本人」として紹介するのは、
です。
なかなか手堅い人選ですよね。。。ふむふむ。。
さてこの本、読書会の課題本なんです。
レジュメを作成して、各自で発表する予定になっています。
以下、読書会用に作成したレジュメを掲載します。。
1 この本を一言で表すと?
日本の美徳を示す本 (美徳:道徳の規準に合った性質や行為)
・ どのような心構えで生活すべきか
・ 何を手本として行動すべきか。
助け合い 質素 謙虚 教養
著者がどういう基準でこの5人を選んだかということに著者の価値観が現れている。
2 よかった点を3〜5つ
・ 自分が出来る日々の行動は、余りにも小さくて、人生におい
て、自分が成し得ることなど、ちっぽけに思えてくる。
この本の登場人物は、皆、自分の信じることを、こつこつと丁
寧にしてきたことによって、大きなことを成し得た(結果として
大きな成果を得た)。
生きる勇気を感じた。
・ まずは、自分に厳しく。周囲に多くを求めるよりも、自分自信
を強く信じることで、強くなれるということを感じた。
・ つつましい生活の中で、助け合い、支え合って生きてきた人た
ちが、日本の礎になっていることを再確認した。
日本人であることを嬉しく思った。
3 参考にならなかった所、または突っ込みどころ
・ 女性はいなのだな、ということ
4 実践してみようとおもうこと
・ 人、時代など、自分以外のもの(こと)のせいにはしない。
・ 多くを求めないこと。やるべきことをやること。
・ 人とのかかわりを大切にすること
5 その他