未来イソップ 星新一 新潮社文庫
この本書いたのどんな人
この本を書いたのは、言わずと知れたSF作家の星新一さんだ。
ショートショートの神様とも呼ばれたらしい。
調べてみたら、公式サイトが存在しました。
著者のプロフィールや、たくさんある著作の中でも、ダブルミリオン、ミリオンセラーと、たくさん売れた順での著作の紹介されていたり、、ショートショートの題名からどの本に掲載されいるかを調べることができたりするので、これから星新一作品を読みたい方や、また久しぶりにあの作品を読みたいという方にもオススメのサイトとなっています。
こちらを↓
www.hoshishinichi.com
内容
この本では、イソップ物語を題材にした作品と、そのほか、いつもの近未来作品が掲載されています。
全部で33編。
イソップ物語以外の話が、ほとんどなのですが、それでも、次から次へと読み進めたくなる楽しい作品ばかりです。
私の感想
ほんとは、タイトルにあるイソップもので、この本を全てを埋め尽くしてほしかったが、それは、私のわがままだろう。
短くギュッとまとめられテンポ良く描かれているショートショート。
どれを読んでも、脳内が疲れず、クスッと笑い、あっと驚き、うーんと唸らせる。
朝の通勤時間に読めば、寝ぼけた頭をしゃきっとさせ、夜は夜で、疲れた頭をクールダウンしてくれる。
とにもかくにも、気分転換には最適だ。
どんどん次の作品が読みたくなるのだが、そこをぐっとこらえて、1日の中の時間を見つけては、ちびちび味わう。
私は、ある著者を気に入ると、数珠つなぎ式にその書著のほとんどを買い込んでしまう。
しかし、星新一さんの作品は、にわかSFファンの私には、はずせない作品であることは間違いないが、実は全てを読んでいない。
作品が多すぎて、読み切ることなど到底できそうにないので、手をつけられずにいるというのも大いにあるが、思うに私は、何かに疲れた頃、ちびりちびりと著書を買い、気分転換をしているのだろう。
慌てて読まず、少しずつ。
これからも星新一作品と長く付き合いたいと思っている。
未来イソップ 星新一 新潮社文庫