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『試験勉強の技術』柴田孝之

試験勉強の技術―東大・司法試験に一発合格

試験勉強の技術―東大・司法試験に一発合格

派手な”絶対合格!”的な見出しもなく、地味な装丁に魅かれて買ってしまった。

勉強という孤独な戦いには、こういう地味さにこそ真実味がある。

なーんて思ってしまった。


著者は、

試験勉強とは、試験に合格するため、必要な能力を合格レベルにまで引き上げる訓練

と定義し、

具体的には、出題される科目について、出題可能性が高い知識を覚え、

理論を理解したうえで、出題が予想される問題に対応する訓練をすること

こそが、試験勉強であるという。

あまりにも当たり前のことだが、意外に見失いがちな視点だなと思う。

私など、

合格しようがしまいが、勉強したことに意味があるとか、

頑張ったからいいじゃなかとか、

そういう考えに逃げがちだ。


甘いっ!合格を本気で目指さずして、何が試験勉強だァ!

と、自分で自分を叱ってみた。


本当に能力のつく勉強は、つらさも高いのです。


このところ、卒論の作成に悪戦苦闘している。

正直なところ、卒業への追い込み感がつらくなってきた。



逃げるなよー私

私にはまだ次に、その次にやりたいことがあるんだから。