- 作者: 柴田孝之
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/03/11
- メディア: 単行本
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派手な”絶対合格!”的な見出しもなく、地味な装丁に魅かれて買ってしまった。
勉強という孤独な戦いには、こういう地味さにこそ真実味がある。
なーんて思ってしまった。
著者は、
試験勉強とは、試験に合格するため、必要な能力を合格レベルにまで引き上げる訓練
と定義し、
具体的には、出題される科目について、出題可能性が高い知識を覚え、
理論を理解したうえで、出題が予想される問題に対応する訓練をすること
こそが、試験勉強であるという。
あまりにも当たり前のことだが、意外に見失いがちな視点だなと思う。
私など、
合格しようがしまいが、勉強したことに意味があるとか、
頑張ったからいいじゃなかとか、
そういう考えに逃げがちだ。
甘いっ!合格を本気で目指さずして、何が試験勉強だァ!
と、自分で自分を叱ってみた。
本当に能力のつく勉強は、つらさも高いのです。
このところ、卒論の作成に悪戦苦闘している。
正直なところ、卒業への追い込み感がつらくなってきた。
逃げるなよー私
私にはまだ次に、その次にやりたいことがあるんだから。